第10話「やめてください」 ページ13
『ふぅ、見つけ出すのに結構時間かかっちゃったなぁ……早く戻らないと』
Aが説明書を探し出しリビングに戻ればテーブルがひっくり返り椅子なども倒れ見るも無惨な光景になっていた。
「この箱はなんでござるか!?冷たい空気が流れてるでございまするぞ!!」
「うるせーぞ真田!!what?これはなんだ!?」
「未来はこんな凄いからくりだらけなんだなー」
「まっ政宗さまっ!!これ以上はお止めください!!
」
「旦那ぁこんなに汚くしてどうすんのさー俺様片付けるの嫌だからね」
「…………」
政宗と幸村が冷蔵庫を漁り元親は目を輝かせながらテレビを物色している、小十郎と佐助は呆れながらも必死に暴走とも言える行動を止めている。一方元就は全く見向きもせずにソファーに座りながらどこから持ってきたのか書物を読んでいた。
『なっななななな何をやってるんですかぁぁぁあああああ!!?』
ピタリッと音が立つかのように全員の動きが止まった。
『早く片付けて元に戻してください!流石の私も怒りますよ!!』
Aの声により場の空気が一気に静まる。武将達(元就以外)はお互いに顔を見合せ苦笑いしている。
「Ah,すまねぇなA」
「悪かったでござる!!」
「わりぃ、見たこともない物だらけだったから思わず興奮しちまってよ……」
主に電化製品を漁っていた者達が頭を下げながら謝った。Aはまさか頭を下げられるとは思わなかったので少し戸惑っていた。
『あ、頭を上げてください。皆で片付けましょう!全員で取りかかればすぐに終わります!!』
「あぁそうだな…政宗様、貴方も汚したのですから綺麗に片付けるのを手伝ってもらいますよ!!」
「分かってるっつーの!端からそのつもりだ!!」
「旦那もちゃんと片付けてよねー、あっ絶対に壊したりとかしないでよね余計な手間になるからさー」
「わ、分かっているでござる!!A殿、某はまず何をしたら良いでござるか??」
『えーとですね……』
Aはテーブルが引っくり返っていたので説明書を置く場所が無く取り敢えず床の隅に置いて片付ける準備をし始めた。
「ふんっ、余計なことをするからこうなるのだ」
元就はソファーに座り書物を読みながらもその光景を見てそう呟いたのであった。
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りんね(プロフ) - 千鶴さん» コメありがとうございます!!小説書いているんですか!?私もそちらの方に訪問させていただきます(^^)更新頑張ります!! (2014年10月5日 11時) (レス) id: 9703cf26bf (このIDを非表示/違反報告)
千鶴(プロフ) - 面白いです!!私も同系統の小説書いてるのでちょくちょく参考にさせていただきます!更新頑張ってください♪ (2014年10月5日 11時) (携帯から) (レス) id: 7b6342c28e (このIDを非表示/違反報告)
りんね(プロフ) - 夏目さん» お気に入り登録していただきありがとうございます!!これからもそこそこの頻度で更新していくつもりなので読んでいただけたら幸いです(^^) (2014年10月4日 19時) (レス) id: 9703cf26bf (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - とても面白いです、お気に入り登録させていただきました、更新頑張って下さい(^o^) (2014年10月4日 16時) (レス) id: 0237bf75f9 (このIDを非表示/違反報告)
りんね(プロフ) - ありがとーww (2014年9月27日 21時) (レス) id: 9703cf26bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんね | 作成日時:2012年12月19日 23時