第8話「説明」 ページ11
『皆さんまだ色々説明やお話しがあるので一端場所を変えませんか??』
武将達がAの家に住むと決まった後にいままでいた和室からいそいそとリビングに移動した。
『まず皆さんが現在持っている武器は外には持っていけません。』
「「「「「「は!?/え!?/なんだと!?」」」」」」
まったく想像していなかった言葉に狼狽する武将達にAは慌てて説明する。
『皆さん落ち着いて下さい、まだ話しには続きがあります。現在私がいる時代皆さんから見れば未来では銃刀法というものがあり、刀の所持が禁止されているのです。私もあまり法律などには詳しくないのですが刀を所持しているのが見つかれば最悪牢屋行きだと思います……』
Aの言葉に全員が一言も話さなくなる。それも当たり前のことだ、とAは思った自分ではあまりピンと来ないが刀というものは武士の魂だと良く言われるのを聞く。どうすればいいかと思っていたらカシャン、と音がした。
『え?』
「……まぁ、こっちは世話になる身だお前に余計な迷惑はかけさせたくねぇyou see?」
カシャン、という音は刀を置いた音だった。まさかこうも早く決断してくれるとは思ってもいなかっただろう。最悪の場合を考えればここを出ていくと言うとも思っていたAはただただ呆気に取られていた。
カシャッガシャシャガシャン
「そうだよな世話になるっていうのに迷惑かけちゃいけねーよな」
「刀が禁止ということはそれほど未来は平和になったということでございまするな。」
などと言って全員が武器を置いたと思ったら佐助が口を開いた。
「ねぇ」
『どうしましたか??』
佐助が眉をひそめながら言う。
「俺様職業柄さー苦無とかの最低限の武器は持ってないとだめなんだよねー」
「なっ、佐助!?何を言うか!A殿に迷惑が掛かるであろう!!」
「ちょっとー旦那は黙っててよ、俺様にとっては大事なことなんだ」
幸村はいつにない佐助の真面目な表情に言葉を出せなかった。
『やっぱり、そうですよね……ではこうしましょう外に出るときは周りに見えない程度で武器を所持していいことにしましょう。その代わり決してバレてはいけないです、他の方々も庭でバレない程度の素振りなら大丈夫です』
流石に何も持つな、などとは言わないバレなければ良いということでこの件は解決したのであった。
第9話「てれび」主人公side→←第7.5話「ようこそ!!」佐助、小十郎side
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りんね(プロフ) - 千鶴さん» コメありがとうございます!!小説書いているんですか!?私もそちらの方に訪問させていただきます(^^)更新頑張ります!! (2014年10月5日 11時) (
レス) id: 9703cf26bf (このIDを非表示/違反報告)
千鶴(プロフ) - 面白いです!!私も同系統の小説書いてるのでちょくちょく参考にさせていただきます!更新頑張ってください♪ (2014年10月5日 11時) (携帯から) (レス) id: 7b6342c28e (このIDを非表示/違反報告)
りんね(プロフ) - 夏目さん» お気に入り登録していただきありがとうございます!!これからもそこそこの頻度で更新していくつもりなので読んでいただけたら幸いです(^^) (2014年10月4日 19時) (レス) id: 9703cf26bf (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - とても面白いです、お気に入り登録させていただきました、更新頑張って下さい(^o^) (2014年10月4日 16時) (レス) id: 0237bf75f9 (このIDを非表示/違反報告)
りんね(プロフ) - ありがとーww (2014年9月27日 21時) (レス) id: 9703cf26bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんね | 作成日時：2012年12月19日 23時
