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兎はアリスが心配。 ページ3

嗚呼、新しいアリスが来た。


その子は、あの世界でいう"学生”


まだ若いのに、僕のせいで………


駄目だ、こんな事考えてるより


新しく来たアリスを手助けしなきゃ


じゃないと、この子も


前のアリスみたいに殺されてしまう……


………ねぇ、Aちゃん。


君は、こんな歪んだWonderlandを


今度こそ救ってくれるかな……?


?「そんなの、無理だよね…」


大丈夫。絶対に、今度こそ守るよ。


?「犠牲を払ってでも…!」


アリスは、あの空間で意識を手放した。


なら、あの世界へは通りやすくなる


僕は、目を瞑った。


すると、目の前には


おおきな金色のドアとその目の前に


浮かんでいるアリス。


アリスを抱きかかえて


ドアの前に行く


?「……アリス。ようこそ、不思議の国へ。」


そう呟くと、ドアは自然に開いた。


眩しい光を受けつい、目を瞑る。


すると、目の前は僕の家があった。


?「太宰さんと、彼奴にはバレないように僕の部屋へ運ぼう。」


僕の家は、ツリーハウスだ。


大きな木の上に、なかなか大きい家がある


意外に、広くて


3人ぐらいは住めそうな空間だ


ちなみに、はしごはない。


だって、僕の脚を使えばいい


うさぎの脚力を舐めてはいけない


結構な高さにでも飛べるよ!


?「ちょっと、振動があるかもね」


アリスを、横抱きにしながら


思いっきりジャンプする


二〜三回それを繰り返し


僕の家に着く。


ドアを開け、誰も居ないのを確認し


サッと、僕の部屋に行き


アリスをベッドに寝かせた。


ここからが問題だ。


どうせ、アリスが来たことはバレてる


なら、隠し通すしかない…!!


それに、帽子屋のお茶会にも


呼ばれてるし…


仕方ない。国木田さんに連絡しよう


今日は、用事ができて無理です。と


僕は、急いで家を出て


家の隣にある湖に行く


そして、水にお願いする


?「水よ、帽子屋のお茶会にいる皆に伝えたくれ。僕は、急な用事で行けなくなった。って」


すると、湖の水は返事のかわりに


1度金色に光を発しすぐに消えた。


?「これで、伝わったかな…」


さぁ、アリスが起きたら


ちゃんと、説明しなきゃ…

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輪廻転生 - 流界さん、あの、続きを書いてくれたら凄い嬉しいです。楽しみです (2021年10月14日 18時) (レス) @page3 id: 97930f92c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:流界 | 作成日時:2017年11月16日 18時

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