花びら179枚目 ページ29
お礼を言うと、2人とも優しい顔で微笑んでくれた。
父「これからは父親として応援しとるからな、相談もしてきんさい」
世話「たまには家に戻って来て下さいね」
「はい」
父さんの温かくて大きい手で頭を撫でられて、胸の中心が温かくなった。
立ち上がって、ドアの方に向かった。
その途中で近くに居た、ユンギオッパに父さんが何かを言ってオッパが頷いたのを確認してから外に出てった。
2人が居なくなると、静かになった。
JK「ヌナ…もう…別の世界の仕事、しなくていい、んだよね…？」
「…そう、だね」
TH「俺達と一緒、だよね…？」
「…うん」
全員が呆然としているけれど、1つ言える事は…。
「私、堂々と皆と一緒に居れるの…凄い、嬉しい…」
嬉しさで涙がポロポロとこぼれ落ちる。
するといくつもの温もりに包み込まれた。
SJ「A、オッパ達から離れちゃダメだよ？隠し事もしちゃダメだからね？」
「ん…っ、うんっ！」
HS「甘えたってAを責める人は居ないんだ、もうAを繋ぎ止める枷は無くなったんだから」
NJ「そうだよ、もう手を…A自身が血の色に染まらなくて良いんだ…無理して感情を抑え込む事もないんだからね」
JM「同い年の僕達に頼ってね？いつでも力になるし、Aを守ってあげるんだから！」
TH「俺達とAは切れない糸で繋がってるんだよ、最初の頃よりも強い強い糸で結ばれて、こうやって抱き締めあっていこ？」
JK「そうだよ、ヌナが辛い時も悲しい時も嬉しい時も楽しい時も俺達が抱き締めて、気持ちを皆で共有しよう？」
YG「お前の道は俺達の道でもあるから、これからの苦楽を共にしてグループ活動をやっていこう…俺達がちゃんと導いてやるから」
「う"ん"っ……あ"りがと…っ！！」
歳に合わない位に号泣して、いつの間にか眠ってしまった。
目を覚ますと、朝日が昇っていて結構寝てしまったのだと気付く。
「よし、リハビリだ」
そう呟いたと同時に看護師さんと医師さんが来て、診察してくれた。
撃たれた所以外は大丈夫だが、2、3週間の安静を言い渡された。
リハビリとして撃たれた方の腕を動かそうとすると激痛が走って、手に持っている物を落としてしまう。
手を見つめても、痙攣して痛みが走るだけ。
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秋桜(プロフ) - あんこさん» 一気に拝見して頂き、ありがとうございます！スランプで何も思いつかないなりに更新頑張りますので、引き続き応援して頂けると嬉しいです！ (11月10日 11時) (
レス) id: 64510454d7 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 面白すぎて一気に拝見してしまいました(笑)めちゃくちゃ好きな話なので更新楽しみにしてます♪ (10月29日 1時) (レス) id: 055ca00aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋桜 | 作成日時：2022年11月13日 23時
