花びら171枚目-JK- ページ21
その日の夜。
宿舎に戻る為に乗ってる車の中で俺のスマホ含め、全員のスマホからとある通知音が鳴り響いた。
マネヒョンは運転中だから見る事は出来なかったけど、ヒョン達と俺はスマホを一斉に見た。
HS「わぁ…A、髪染めたんだ！」
JM「ふふ、今回も似合ってるなぁ…」
RM「ARMY達に隠れて俺達を見守ってくれてたんだ…」
SJ「…Aに会いたいね」
まさかのソクジニヒョンがそう言ったので、顔を上げる。
YG「ヒョンがそんな事言うとは思いませんでした」
SJ「ヤー！俺だって心配してるし寂しいと思うんだからな！」
YG「それは知ってます、でも口に出す事は無かったじゃないですか」
SJ「…確かに弟達ばかり言ってるからな、ただどうしようもなくAに会いたいのは皆一緒だから、俺も言いたくなるよ」
目を伏せたヒョンの顔は、疲労も現れていたけど寂しそうだった。
チラッとルームミラー越しにマネヒョンを見ると、マネヒョンも少し寂しそうだった。
俺だけじゃなくて、マネヒョンもソクジニヒョンも皆、ヌナに会いたいんだ。
宿舎に着いてリビングに入ると、タイミング良く全員のスマホからカトクの通知が来た。
鳴った通知音は特別な音だから、あんまりカトクを見ないユンギヒョンもカトクを開いた。
すると…。
BTS「っ！！」
A今、通話出来る?
ヌナからの初めての通話のお誘いの言葉が書かれてあった。
即俺のスマホで通話かけたのは言うまい。
「…ヨボセヨ？」
スピーカーにしている俺のスマホからヌナの声が聞こえる。
…通話って素晴らしい。←
久々のヌナとの会話だから皆ではしゃぎながら今日の事を話す。
ヌナにButterflyを歌ってと言ったら、歌ってくれたが途中で止まってしまった。
HS「…A？」
心配したホソギヒョンが、声をかけると。
「…明日、無事だったら戻って来ても良い…？」
震えた声のまま、ヌナがそう言った。
YG「…当たり前だろ」
SJ「そうだよ、Aの居場所はここなんだから」
RM「安心して戻って来て良いよ」
ヒョン達がそう言うと俺のスマホから聞こえてくるヌナの息遣いで、泣いているのが分かった。
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秋桜(プロフ) - あんこさん» 一気に拝見して頂き、ありがとうございます！スランプで何も思いつかないなりに更新頑張りますので、引き続き応援して頂けると嬉しいです！ (11月10日 11時) (
レス) id: 64510454d7 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(プロフ) - 面白すぎて一気に拝見してしまいました(笑)めちゃくちゃ好きな話なので更新楽しみにしてます♪ (10月29日 1時) (レス) id: 055ca00aac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋桜 | 作成日時：2022年11月13日 23時
