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「アイドル陸上大会」
楽しいけど、待ち時間の長い収録。
リレーの4連覇がかかってる。
でももう、若い子に負けそうだよね。
体育館に座ってARMYにペンサをしたりしながら
自分たちの出番まで話をして待ってる。
仲の良いアイドルたちと絡んでたりすると
ARMYのほうから歓声があがる。
まあ普通に交友関係を広げる場になっちゃうよね。
グクとかマンネlineの周りに遠巻きに
ヨジャが結構いるし。
うん、わかりやすい。←
きょろきょろしてるテヒョン。
見回しては残念そうに肩をすくめる。
JN「テヒョン？」
TH「なんですか〜ヒョン。」
JN「きょろきょろして誰か探してるの？」
JM「あ、確かに。だれだれ？」
TH「A探してるの。」
「「「「「「A？」」」」」」
TH「約束したのに〜。」
JH「Aって…あれはAじゃないじゃんか。」
TH「ライオンさんの応援してくれるって言った。
だからコンジュの応援がないと頑張れない〜。」
床で寝そべってゴロゴロしだすテヒョン。
それをみんな呆れたように見てる。
SG「テヒョン、仲いいのか？」
TH「別に普通ですよ。だってAはAだし。
今もAはちょっとセクシーだけど。」
JM「だって別人なんでしょ？」
TH「あ、わかった皆話してないでしょ。
コンジュとAは無関係じゃないのに。」
だからそんなこと言ってるのか〜。
なんてテヒョンは一人で納得が言ってる。
でもみんな？？が浮かんでる。
RM「どう関係があるんだ？」
TH「ヒョンも〜？聞けばいいのに。
コンジュ優しいよ。ヌナだしね。」
JK「ヒョン、教えてくれますか？」
TH「ん〜グクの頼みでもだめ。
自分で近づかないと情報は得られないよ。」
なんて言いながらテヒョンは起き上がる。
そして入口の方をみて目を輝かせた。
TH「来た！！！！」
JM「ちょっ…テテ！！」
ジミンが止めるのを振り切って走っていくテヒョン。
体育館のアリーナの入り口にいる人影。
遠目だから顔は正確に見えないけど
あれはAだ。
だぼっとしたトレーナーにスキニー。
キャップの上からトレーナーのフードをかぶってる。
そこから出ている三つ編みがあの派手色だ。
VANSのスリッポンを履いてる。
その姿はAそのものだ。
駆け寄ったテヒョンが抱き着いてる。
それにARMYの席から悲鳴があがった。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年4月20日 22時
