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CY「セフン？なに見て…。」
話かけてきたチャニョルヒョンは
俺の視線を辿って納得がいったようだ。
BTSのテヒョンが抱き着いてる。
ヨジャ…いやAに。
今日の収録に参加しないAがいることにも驚きだけど、
それよりも仲いいのを見るとなんか胸がきゅっとする。
あの事件があって、メンバー全員憔悴した。
とくにサセンの被害にあったとことのある、
ベクヒョンとギョンスヒョンなんかは特に。
愛のなれ果て…と言えば聞こえはいいけど。
サセンはサセンでしかない。
ただの過激な思考の持ち主。
ちらほらとAに気づいたのか
周りがガヤガヤしてくる。
Aは人気だから・・・。
アイドルに人気のアイドルってやつだ。
隣にというか引っ付いてるのが
今や話題の中心のテヒョンなだけに誰も近寄らないけど。
Aが言っていたように一緒の仕事が増えた。
ブランドのコレクションに呼ばれると
そこにはAもいて、いくつか撮影もした。
AAAとしての活動でヒョン達も
いくつかレコーディングしてるってのも聞いた。
それにテヨンヌナのアルバムに参加してるのも。
事務所で会うことも増えた。
嬉しいような…いや嬉しい。
うん、行動あるのみ。
俺はヒョン思いのいいマンネだからね。
蹴散らさなきゃならない輩は多い。
SE「Aにテヒョン。」
TH「あ、セフニヒョン。」
「オッパ。オッパも参加してたんですね。」
SE「うちからはスホヒョンとチャニョルヒョンと
俺しかでてないけどね。」
「オッパたち忙しいですもんね。」
SE「なにそれ、俺は忙しくないって？」
「そんなことは・・・言ってませんけど。」
苦笑するAの頬を突っつく。
するとなんかすごい悲鳴が聞こえた。
TH「いくらヒョンでもうちのコンジュは
あげませんからね〜。」
テヒョンがAのバックハグして言う。
それにさらに悲鳴があがった。
テヒョンは楽しんでるようににんまり笑う。
こいつを敵にまわすのは面倒くさそうだ。
SE「コンジュを守るナイトがいるとは。笑」
TH「え〜ナイトじゃダメですってば。」
「自分が王子様だとかいう気か？
このライオンさんが〜。」
TH「いいでしょ？百獣の王だよ。笑」
「まあ、最近の衣装がゴシックっぽかったから
王子様ルックではあったけどね。」
SE「あ、ひらひらのブラウスでしょ？」
TH「ヒョンまで笑うなんて、ひどい。」
笑い合ってるとヒョンたちが来た。
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作者名：V.V． | 作成日時：2017年4月20日 22時
