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ビックリです。
完全にターゲットは私のようですね、これは。
飛んできたバズーカをかわし、振り向けば2発目がきそうな動き。
故障でしょうか？と構えていれば扉がいきなりガチャッ！！と全開になりました。
「えっ！？ちょっ！！」
開いただけならツナかもしれません。
けどそれは違うと嫌でも分かるほどに開いた扉の先からは私を吸い込もうとするかのような風がうごめいています。
「なんっ、ですかこれは！！ツナ！リボーン！どういう事ですか！？」
耐えれば耐えるほど強くなる風。
ついに扉の先に吸い込まれ落ちて行きそうになりますが必死にヘリにしがみつきギリギリの所で踏ん張っています。
「くっ、お、お兄ちゃん…助けてお兄ちゃん！！」
このままでは本当に危ない！
お兄ちゃん！！と叫べば窓の向こうから確かに聞こえました。ゔおぉぉぉい！って。
「おに、お兄ちゃん！ここだよ！たすて…っ」
プルプルする指はもう限界です。
パリィィン！と窓ガラスを突き破る音にホッとしたのもつかの間、私の目の前には10年バズーカが降ってきました。
「うそっ！？おにっ」ス「Aーー！！！」
あと少し、あと少しでお兄ちゃんの手を握れたのに。
虚しいくらいにボフン！と音を立てて私は10年バズーカに飲み込まれてしまいました。
ーーーーーー
ス「A！？A！！クソっ、どうなってやがる！？」
Aがいなくなった後いつも通りに戻った部屋。
真っ青な顔で叫ぶスクアーロに何事か！？とツナにリボーン、ビアンキ、ディーノがツナの部屋にやってきた。
ディ「スクアーロ？どうしたんだ、そんなとこから入ってくるなんて？」
ビ「あら？Aは？」
え？どうしたんだろう？とキョロキョロする綱吉。
そんなツナに怒りの形相でスクアーロは掴みあげた
ス「ゔぉおい゛クソミソカス。Aをどこにやりやがったぁ゛」
ツ「うっぐ！？な、なんの事！？俺何も知らないよ！！」
ディ「やめろスクアーロ！！」
リ「10年バズーカ？なんでここに転がってんだ？おいスクアーロ。何があった」
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年5月29日 22時
