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「もうお嫁にいけない…」
あれから医務室のベットに強制的に戻された私は体育座りで顔を伏せ、キノコの生えそうな雰囲気で落ち込んでいます。
マ「そんなに嫌だったのかよい。」
イ「っ(笑)そう落ち込むなA。嫁にいけないなら俺が貰ってやるさ。」
「こんなおこぼれ貰っても福はついてきませんよ…。」
ブハッ！
あ。イゾウさん吹き出しましたね。
マ「はぁ。とりあえず脱げよい」
「ケダモノです」
マ「ちげーよい！！治療するから服を脱げっていってんだよい！！誰もお前に興奮しねぇから安心しろよ！！」
「なんであなたなんですか！？ナースさんとかいないんですか！？」
マ「ナースが相手じゃ逃げられちまうだろーよい。」
「ぐぬぬっ！ていうかあなた治療なんてできるんですか？パイナップルのくせに！」
マ「カチン))当たり前だろい。あー、でも力加減はわかんねぇーなぁー」
そう言ってなんの遠慮もなく見せた傷口に消毒液をビチャッ！とぬるマルコさん。
「いっった！！やっぱりできないじゃないですか！チェンジ！チェンジです！！」
マ「うるせぇよい！たいした傷じゃねーんだろ？我慢しろよい！」
そんな口論を繰り広げでいれば爆笑するイゾウさんともう一人。
エ「お前元気じゃねーかよA！」
爆笑するエースさん。
「笑い事ですか！？本当に痛いんですよ！この人絶対わざとです！パイナップルって言われたから仕返ししてるんです！なんて器の小さい！！」
マ「そんだけ喋れりゃ問題ねーな。」
「あ、そうですか。じゃぁ私はこれで。」
マ「って待て待て！なんでそうなんだよい！」
「だってもう大丈夫なんですよね！？大丈夫ならよくないですか！？」
マ「ダメに決まってんだろ！オヤジが娘にするって言ってんだ、お前はもう俺らの仲間だよい！諦めろ！」
「諦めません！諦めたらそこで試合終了なんです！」
マ「なんの試合してんだ！！」
とまた。
ワーッハッハッハっ！！と爆笑が起きています。
なんですか？人の不幸は蜜の味ですか？
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作者名：たまごやき | 作成日時：2022年5月29日 22時
