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第15Q 断然強ーわ!! 1 ページ35

バムッ…



「(え…?ええ??何が今ドーなっタ!?)」


お父さんはあまりの衝撃に開いた口が塞がらなかった。



「「「…なっ、え…!?」」」



それを見ていた観客も驚きの声をあげている。



「……!?そーいやあんな奴いたっけ…!?てか今どっから…!?」


谷村もいきなり現れた黒子の存在に驚きを隠せずにいた。


「くっ……、とにかく一本!返すぞ!!」


焦りながらも6番の選手にパスを出す谷村。





一方黒子はリコの言葉を思い出していた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「切り札出すからには、第1Qで10点差つけるのよ!」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




そして、黒子は谷村がチームメイトに出したパスをスティールし、床にボールを叩きつける。


「………なっ…」


バウンドしたボールはゴールの近くに飛んでいった。そのボールを火神が空中でキャッチする。



「ウソだろ!?」


「(なん…ナんだヨ、コイツら…!!)」



ガッン



驚く谷村とお父さんを余所に火神は見事なダンクを決めた。



「マジかよ!?スティールしたボールをそのままダンク!?」


「ってかいきなりダンク2連発って…予選一回戦だぞ、オイ!!」



火神のダンクに対し、観客が盛り上がりを見せる。



「すげーなマジ…特に黒子ってこんなだっけ…?子供扱いされたのそんなに怒っちゃった?」


日向は冷や汗をかきながら火神に話しかける。


「そっすね…」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「ガッカリダよ、弱くて…。キセキノセダイてミんな子供?」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


火神は試合前にお父さんが言った言葉を思い出した。



「やってもないのにオマエが言ーな…ってカンジじゃん?っスよ」



「くそっ…!誠凛ってこんなに強かったか!?」



どんどん点差がついていき、新協学園は焦りを感じている。



ブーッ



「第1Q終了ーー!!」



そして、8対23と誠凛が大量リードで第1Qを終えた。

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うらら(プロフ) - ありがとございました! (2017年3月15日 6時) (レス) id: 1767713c64 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - うららさん» コメントありがとうございます!嬉しいです^ ^緑間についてですが、元カレではありません。第1章の設定通り元カレは赤司です。でも、緑間含め『キセキの世代』は、全員主人公のことが好きなので、恋愛要素もたくさん取り入れたいと考えています。 (2017年3月15日 2時) (レス) id: 811ec93ba4 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい!所で緑間は、元カレですか?それとも今現在も彼氏何ですか?良かったら教えてください! (2017年3月14日 21時) (レス) id: 1767713c64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レーナ x他1人 | 作成日時:2017年2月22日 3時

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