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玲奈が、楽しそうにその様子を見ていると、黒子が玲奈に近づいてくる。
「玲奈さんも食べませんか?」
『いいの?』
「玲奈さんにはいつもお世話になってますから…そのお礼です」
『…じゃあ、いただきます』
玲奈もパンにかじりつく。
『……!コレおいしい!!』
満面の笑みになる玲奈。
「それは、よかったです」
玲奈のその様子を見て、黒子も幸せそうに笑っていた。
その日の放課後、バスケ部はいつものように練習をしていた。
「集合ーーーーーー!!」
突然日向から集合の声がかかった。
「もうすぐI・H予選だ!!去年はあと一歩及ばなかったが、今年は絶対行くぞ!!強豪がひしめきあってるが特に…同地区で最強最大の敵は秀徳高校!!去年は全国ベスト8…しかも今年は海常と同じように『キセキの世代』が一人入ってる。この超強豪に勝てなければ全国への切符はない!!」
「黒子…白銀…どんな奴か知ってんだろ?」
「…口で言ってもたぶん信じないですよ。…ただ黄瀬君が最初言ってたように他の4人は格が違います」
『それが更に進化してたら…指導してた私でさえも想像がつかない』
「………」
「秀徳に挑むためにもまずは初戦!!気ィひきしめていくぞ!!」
「「「「「オウ!!」」」」」
「…そういえばカントクはどこスか?」
「ああ…」
日向は思い出したように言った。
「すぐ近くで1回戦の相手が練習試合してるらしくて偵察行ってるよ」
その頃、偵察に行っているリコは体育館の二階の観覧席で愕然としていた。
「(そんな…去年と全然違うじゃない…!今のウチじゃ秀徳に挑むどころか…1回戦で負ける…!!)」
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うらら(プロフ) - ありがとございました! (2017年3月15日 6時) (レス) id: 1767713c64 (このIDを非表示/違反報告)
レーナ(プロフ) - うららさん» コメントありがとうございます!嬉しいです^ ^緑間についてですが、元カレではありません。第1章の設定通り元カレは赤司です。でも、緑間含め『キセキの世代』は、全員主人公のことが好きなので、恋愛要素もたくさん取り入れたいと考えています。 (2017年3月15日 2時) (レス) id: 811ec93ba4 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - 面白いです!更新頑張って下さい!所で緑間は、元カレですか?それとも今現在も彼氏何ですか?良かったら教えてください! (2017年3月14日 21時) (レス) id: 1767713c64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レーナ x他1人 | 作成日時:2017年2月22日 3時