いれいす学園〜恋物語〜

『体育祭でドキドキ展開！？』 ページ15

今日は体育祭！
私と幼馴染は
同じ水色組！


るるな「いよいよだねー！」

『幼馴染みんながリレー
出るから頑張ってほしいな』

？「俺にはないわけか？」

『？あっ！らいきくん！』

彼はらいきくん。るるなの中学校からの
同級生。つい最近話すようになったんだ

『ごめんwらいきくんも頑張ってね！』

るるな「がんば！らいき！」

らいき「おう！」


司会「これから学年リレーを
始めます。選手は入場してください。」

「頑張って、ほとけくん！」
「りうらくんも頑張れ！」
「ないこくんファイト！」

るるな「Aの幼馴染は
やっぱ人気だね〜」

『ねー』

司会「よーい…」

バンッ

音と共に走り出す

まずはらいきくんだ

『がんばれー！』

るるな「ファイトー！」

次々と走っていく

アンカーはほとけくん

水色組2位だ
1位との差がかなりある…

ほとけ「ﾊｧﾊｧ」

りうら「ほとけっちがんばれー！」

初兎「いむくん抜かしたれー！」

大人組「いけっー！」

みんなもほとけくんのこと
応援してる…でも…あの差じゃ…
いや…ほとけくんならいける！

『ほとけくん！頑張ってー！！
絶対ほとけくんならいけるー！！』

ほとけ「っ！ありがとう…Aちゃん
僕頑張るよ！ｵﾘｬｰ!!」

すっすごい速い…
あれならいける…！

赤組「なっなんだこの速さ…
見てる場合じゃねぇ…！」

ほとけ「応援してくれたんだ…
絶対1位とってみせるんだー！」

司会「ゴール！」

司会「ただいまの結果、1位水色組
2位赤組です。」

『やったー！』

るるな「すごいね！」

―お昼休憩―

ﾋｭｰﾋｭｰ

『うぅ…』

るるな「いきなり風吹いてきたね」

『ちょっと寒い…』

るるな「ジャージ着たら？」

『寒くなると思わなくて持ってきてない』

らいき「ほらっ貸してやるよ」

『ありがとう！』

ほとけ「Aちゃーん！」

『呼ばれてるから行くね！』

ほとけ「勝ったよー！」

『すごかったよ！』

ほとけ「えっへへーありがとう！って
そのジャージでかくない？」

『さっきの男の子から借りたの』

ほとけ「…」

『どうしたの？』

ほとけ「僕の…僕のジャージ着てほしい」

『えっ？』

ほとけ「Aちゃんが他の男の人の
着てるのなんて嫌だ…」

『ほとけくん…？』

ほとけ「ごめん…嫉妬した…」

嫉妬…？

ほとけ「まっまあいいから僕のこれ着て！」

『わっ分かった…ありがと…』

急にどうしたんだろ…

ほとけside

嫉妬しちゃった…
早く僕の気持ちに気づいてよ…

『文化祭で告白されました！？』→←『嫉妬されました』

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