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5.司side ページ6

瀬名先輩が妹さんを連れてlesson室に入って来た。

彼女は私と同じ高校1年生のようだ。

私達は夏休みと言ってもunit練習をしたり、

活動を行うunitが多い為か、

来週、転校してくるのだとか。


仲良く慣れれば良いなと思っていれば、

lessonが始まった。


彼女はぽつりと呟いた。


「なんか変わった気がする.....」


その言葉に少し反応した先輩方。

ほんの少し、この部屋に緊張感が走る。


「まぁ、いい方向に変わってるとは思うけど.....」


次に紡がれた彼女の言葉で、

ほっとしたように場の空気が緩む。


それから彼女は指摘にうつった。

言っていることは、

瀬名先輩やお姉さまの言っている事と似ていた。

どの人から見ても同じように見える、という訳では無い。

近くで見てきた彼女だからこそ、

言える事もあるのだろう。

さらっと言ってのけた後は、息を吐いて微笑んでいた。

私達はその姿をただ見つめていた。



「んん、えーっと.....怒ってるなら謝る...。

こんな素人に言われても、分かってるよね...。

あとは.....Knights、変わったよ。

前は固い絆がなくて、

ただユニットとして固まっていたって感じだった。

ユニットの名前で固まっている、そんな感じ。

でも、本当の意味では纏まって無かった。

だから、楽しそうな皆が見れて嬉しかった。

かさくんの、おかげ...だね?

ありがとう.....」



少し困った顔をしていた彼女は、

嬉しそうに微笑んでいた。


「いえ.....」


私のおかげ、なんて事は無い。



「だから、かさくん。

かさくんには、特訓をして貰います」



その言葉を聞いた時、私は少しひやりとした。


「ターンは、身につけないと。

ほんの少しの失敗が重なって大きな失敗になる。

Knightsが倒れるのは、もう見たくないから」



彼女は悲しそうに、

昔を思い出しているかのように、

遠くを見つめながらそう呟いた。




* * * * * * *


謎すぎて謎すぎて語彙力下さい(())
次から過去(?)です((

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ラッキーカラー

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作者名:咲片 朔夜 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年8月3日 18時

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