【トラファルガー・ロー】【ONEPIECE】学パロ (ページ6)

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『A、ただいま戻りました』

魔の階段を抜け、静かだったあの場所から賑やかすぎる我が教室にへと帰ってきた。

「おかえり。おそかったじゃない」

「結構混んでたのかしら」

買ってきたものを机に並べる私を、ナミとロビンはおかえりと笑顔で迎えてくれた。

『…いや、ちょっと大変だった』

何が大変とは言えないが、とにかく大変だったのだ。そんな頭の悪い私の答えに、ナミとロビンはそうと短く返す。

『って、ナミもロビンも全然食べてないじゃないか』

私が教室に居た時から一口も手をつけられていないお弁当。大方、優しい彼女らは私を待っていたのだろう。そんな彼女らに、少し罪悪感が湧く。

『わざわざ待っててくれた訳ですか。
ありがとう』

彼女らの親切心を蔑ろにしないように、私は全てを分かりきったように礼を述べた。

「ふふ、別に待ってないけどね」

『…あれ？ロビンさん？それは毒よ？』

とは言っても、やはりロビンの方が何枚も上手だし、大人びた対応ができるのが悔しい。

「だべってる暇なんてないわよ。
さっさと食べてさっさと着替えないと！」

いただきます、と手を揃えた。

時刻は既に1時になろうとしている。5時間目は1:30から。着替えがあるとはいえ、まだ時間はある。楽しい食事が出来そうだ。