【銀魂】土 蜘 蛛

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『ｸｼｭｯ』

土方｢本当にすまん｣

銀時｢あーあ。ビビって女を池に放り投げるとァ、
鬼の副長も名ばかりだな｣

土方｢テメェも同罪だぞコラァ｣

『いえ、お気になさらず』




先程の女を気絶させた2人がAに気付き、
焦って池から引き上げた。




『事は片付いた様ですし、
私はこれでお暇させて頂きますね』

土方｢あ？
あんた、そのままの格好で帰るつもりか？｣

『えぇ、着替えもありませんし』

土方｢…はァ
仕方ねェ。着替えも用意するから風呂には入ってけ｣

銀時｢え？小学生のアレから急に優しさアピールで
ギャップでも狙ってんの？流石に流行らないよ？ソレ｣

土方｢違ェっつてんだろ！？ぶっ殺すぞ｣

銀時｢Aちゃん。男は皆狼だよ？
こーんな場所で風呂入るなんざ、狼の巣窟に飛び込むようなもんだよ？

銀さんの家で入った方が絶対安全だよ？｣

土方｢テメェの方が危ねェんだよ。死ね｣

『ふふっ。心配はご無用ですよ？
私は大丈夫ですから』





Aがコートを脱ぎ、腕に掛ける。





銀時｢いや、それはまずいよAちゃん。
流石に銀さんムラムラしちゃうって｣

土方｢お前 本当にしばき倒すぞコラァ｣





ギリギリラインまで入ったスリットが
際どさをより引き立てる。





土方｢取り敢えず、隊服を渡すから着替えてくれ｣

『…？分かりました』







＿＿＿＿＿＿＿




＿＿＿＿






佐々木｢…何故 真選組の隊服を？｣

『制服を濡らしてしまったので』

佐々木｢池にでも飛び込まない限り
こんなに濡れないでしょう｣

『池に落ちてしまいました』

佐々木｢貴女が？
珍しい事でもあるんですね｣

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