【銀魂】土 蜘 蛛

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ビクッと肩を揺らす3人。




『…えっと、オバケ退治をしている方々だとか』

山崎｢え！？本当ですか！！？？｣





“オバケ退治”に異常に食いつく山崎。





銀時｢え、えぇ。
どんな幽霊でも私の手に掛かれば一瞬で成仏しちゃいますよ〜｣

山崎｢本当ですか！？
あの、お願いしたい事がありまして…｣






真選組の屯所で何やら怪奇な事が起こっているらしい。





銀時｢成程〜。
コレは大変危険な状況ですねェ〜｣

山崎｢えぇ。やっぱり幽霊ですか？｣

銀時｢一度見て回りましょう。案内して下さい｣

山崎｢あ、はい！宜しくお願いします！
あ、ご一緒に向かいますか？｣





山崎がAに声を掛ける。





『私は少し買い物がありますので後から追い掛けますね』

神楽｢あ、なら私も一緒に行くネ｣





神楽がAに着いて行こうとした瞬間、
銀時と新八に頭を叩かれる。






銀時｢1人だけ飯食おうって魂胆なんざ許さねェぞゴラァ｣






神楽は2人にズルズルと引きずられて、
山崎と共に屯所に向かった。






『お握りでいいでしょうか…』







Aは近くのスーパーへと足を運んだ。







＿＿＿＿＿＿＿＿





＿＿＿＿




『…あの』





Aが真選組の屯所に着いた時、
万事屋の3人が木に逆さで吊るされていた。





神楽｢A…助けて。頭がクラクラするアル｣

沖田｢東雲さんじゃないですかィ。
どうして此処に？｣





Aが3人の縄を解こうとすると、
沖田に止められる。





沖田｢解放しちゃダメでさァ。
って土方さんが言ってやした｣

銀時｢いたいけな少女が頭クラクラするっつてんだよ！？
いいのかァ！？テメェら善良な市民殺す気かァ！？｣

土方｢安心しろォ。
テメェらにはしっかり逮捕状出しといてやるから｣





Aは3人の縄を解く。




神楽｢うぅぅぅ！私、死ぬかと思ったアル！！！
A！できるだけの人脈と地位を使ってアイツら殺すネ！！｣

近藤｢それだけは勘弁して！！チャイナさん！！！！｣

『何を食べるか分からなかったので、
取り敢えずお握りを買ってきたのですが…』






寝転んでいた3人が一気に起き上がる。





『よければ食べて下さい』





お握りと飲み物の入った袋を渡すと、
3人は凄い勢いで胃袋に入れていった。

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