検索窓
今日:13 hit、昨日:17 hit、合計:241,462 hit

43 ページ44

新八「え…殺されるって…何で…」

『私は茂茂様ご本人の指名により仕えております。
私が若すぎる…ましてや女と言われ、
初めは白い目で見られていました。

勿論、茂茂様の指名であり実力は本物と 暖かく迎えてくれる方も居ました。

人間とは欲深く嫉妬深い生き物。
私がどれ程 成果を上げようと彼等は信じようとは致しません。

これまで何度 暗殺を仕向けた輩がいた事か…
今の私が城に戻ったら
飛んで火に入いる夏の虫…とやらですよ』

新八「どうしてそんな危ない所で、
今までずっと過ごして来たんですか」

『私は茂茂様をお護りするのが役目だからです』

新八「それでも…東雲さんが…
将軍様とかその松平さんって方は知っているんですか?」

『知らないと思いますよ。言っていないので』

神楽「何で言わないアルか?」

『ふふっ。何度も言う様に、
茂茂様をお護りするのが私の役目だからですよ。
私情は持ち込みませんから』

新八「じゃァ、真選組なら大丈夫じゃないですか?」

『信用していませんから』






Aがキッパリと断る。






『身動きが取れない状態であそこには行けません』

神楽「当たり前ネ。
あんなもっさい男共の所に飛び込んだら襲われるネ」

新八「いや、そういう意味じゃ無いと思うよ神楽ちゃん」

銀時「…そんじゃァ
何で此処に来た。何で此処を選んだ?」

『安心出来るからですよ』

神楽「A、この二人は危ないネ。襲われるヨ」

新八「いい加減にしろって言ってんのォォ!!!」

神楽「図星アルか?図星だからそんなに怒ってるアルか?」






二人が銀時の隣で騒ぐ中、
銀時はAを真剣に見つめる。






銀時「ターミナルでも思ったが…あんた一体何モンだ。
何で俺を知ってやがる」

()は貴方の事は知りませんよ』

銀時「じゃァ、何だ。お宅は多重人格か何かか?」

『他人から見ればそう言う事になりますね』

銀時「…他の人格の時は何も知らねェのか?」

『いえ…
私の場合、記憶としてしっかりと覚えております』

銀時「…じゃァ、言え。いつ俺と会った?」

『…いつでしょうかね
()が貴方と会ったのはお祭りの時ですし…
別の()に聞いてみて下さい』






ニコッとAが微笑む。

44→←42



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (112 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
266人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 単行本寄り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆゆ(プロフ) - 絵が上手すぎてびっくりしました 絵柄めっちゃ好きです!! (2022年8月11日 6時) (レス) @page1 id: f0d2a098e4 (このIDを非表示/違反報告)
ニワトリ(プロフ) - 小咲さん» 初めてとは!!嬉しいです!!!!ありがとうございます^^* (2020年8月15日 22時) (レス) id: c4e5226a62 (このIDを非表示/違反報告)
ニワトリ(プロフ) - ボブさん» ありがとうございます!頑張ります!!!! (2020年8月15日 22時) (レス) id: c4e5226a62 (このIDを非表示/違反報告)
ニワトリ(プロフ) - 雫さん» ありがとうございます!!じゃんじゃん更新します!! (2020年8月15日 22時) (レス) id: c4e5226a62 (このIDを非表示/違反報告)
ボブ - 面白いです これからも頑張ってください^ - ^ (2020年8月15日 18時) (レス) id: 95a51c0b56 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ニワトリ | 作者ホームページ:http://さ  
作成日時:2020年8月11日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。