【銀魂】土 蜘 蛛 -3-

100 ページ1

*朝礼＿＿＿


いつも通りの朝礼。
しかし今日は例の辻斬りの話題が上がった。




土方｢ここ最近浪人を狙った辻斬りが多発している。
確信は無いが、高杉晋助が関与している説が浮上している。

高杉晋助は過激派だ。
より一層 夜の巡回を強化していく＿＿＿。

気ィ抜くんじゃねェぞ｣

｢｢｢｢はいっっ！！！｣｣｣｣





【高杉晋助】

鬼兵隊の首領である。
｢攘夷志士の中で最も危険な男｣と称されるほどの過激派。
要注意人物でもあり指名手配犯でもある。

彼の名前が上がるだけで緊張が走る程だ。




朝礼が終わると、
いつも通りに巡回や掃除に取り掛かる。





土方｢あんた、高杉には会ったことあんのか？｣





Aも掃除に取りかかろうとした時、
土方に流し目で話しかけられる。




『いいえ。私(•)は会った事はありません』

土方｢…そうか｣




土方は煙草に火をつけると、巡回へと向かった＿＿＿





『…近藤さん』




いつも通りお妙の元に行こうとしたのか、
出掛ける準備を始める近藤に話しかける。




近藤｢し、東雲さん！？どうかしたのかな！？｣




コソコソと屯所から抜け出そうとしていた近藤が
普通に見つかった事に焦る。





『急ですが茂茂様とのご予定がありますので明日から2.3日程お暇を頂きます 』

近藤｢あぁ、分かった！トシには俺から言っておこう｣

『ありがとうございます』





頭を下げると、再び掃除に取り掛かる。






＿＿＿＿




＿＿＿＿＿＿＿

101→

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す