22…知りすぎるのは ページ23
「Aー！」
「ん」
帰りのHRが終わると、鞄を持って桃井が寄ってくる。
準備が早い、私まだ鞄閉めてないし。
少し焦ったせいで尚更もたついてしまったが、二人が教室を出たのは早かった。
「さっき話し掛けられてたでしょ。「ただの神」とか！」
「あ、うん。神は無いね。神は。」
「そんな死んだような目しなくても…」
「宗教って馬鹿だよねー。」
何だか神を
宗教に関して日本は自由だ。
「キリスト教って、さつきどう思う？」
「キリスト？
んー…まあ、いいんじゃない？
日本の歴史にも深く関わってるし。」
ぽつりとまた言う。お題みたいに。
「イカロスの神話」
「あー、有り得ないとは思うよ。
夢物語なんだよね。」
「あ、同じ意見ー。」
それに賛同する。
「あとさ、アダムとイヴ。
進化の仮定は一般に定着してるのに、宗教中に残ってるのは凄いな。
『有り得ない』の集合体。」
「科学的じゃ宗教の意味を成さないし。
無知な人間は神が作り出した生物かぁ。
でもリンゴが禁断の果実って、知識を得るのはいけない事？」
「知りすぎるのは…罪だ。きっと。」
「あの…」
「「ひぁあ!?」」
柄にもなく驚いたA。後ろには黒子と、ついでに黄瀬が。
「かッ…考え事してるときに話し掛けないでくれるかな!?」
「すみません。」
「なんか難しい話してるなぁ、って思って！
宗教とか俺も興味ないんスけど…」
「僕は落とし物を渡しに来ただけです。」
はい、と黒子。
その手に視線を下げると、Aのシャーペン。
「どこで落とした…？
あ、黒子君ありがとう。」
「教室です。
どういたしまして。」
「きーちゃん、青峰君は？」
「二者面談ッス。俺は明日！」
「あ、なるほど。」
「私、二者面無いんだけど…さつきはいつ？」
「3日後の…4時からだったかな？」
「ルヴィっちは、二者面無いんスか？」
「うん。」
急な転校生に二者面談は無い。
元より入学前に、担任とは一度話したのだ。
「でも青峰っち、そのままサボるかも。」
「え？青峰君ってサボるの？」
「うん…全中前後から、急にね…。」
サボり？と疑問ながら考える。
「青峰君は…バスケ、好きなんだよね？」
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al8056(プロフ) - 36話なんですけど……UNOはスペイン語もそうですがイタリア語もですよ！イタリア語でも1です！ (2020年5月4日 0時) (
レス) id: bd89f0112b (このIDを非表示/違反報告)
さめめ - 文才やべーーーーー!!!!!!!!!!!!!!少しオラに分けてくれ((殴 (2014年5月3日 17時) (レス) id: 7833b5268f (このIDを非表示/違反報告)
ななぽん - 黒バスとハガレン大好きです((´∀｀*)) (2014年4月2日 1時) (レス) id: b212751ee6 (このIDを非表示/違反報告)
梓姫 - すごい...黒バスとハガレンのコラボなんて初めて！！頑張ってください！ (2014年4月1日 23時) (レス) id: 1e7ba9d6db (このIDを非表示/違反報告)
黒猫@猫かぶり - 大好きなハガレンと大好きな黒バスのコラボきたぁぁぁぁぁぁぁあああああ！！！！面白いっす！更新ガンバってください！！ (2014年2月4日 22時) (レス) id: 8ed3ec46c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：火蓮 | 作成日時：2013年8月29日 19時
