＊アンダーテールのはんのうをきろくする

＊playerがあなたを ページ12

＊ああ、もうおわりのようだ

￣￣￣

サンズ
「クソッ・・・なんでアイツが地獄に落ちねえっ！！」

彼らしくもなく叫びます。
怒りを露わにしてブラスターをうちまくります。
何もかもが分からなくなるほど暴れてもかないません。
リセットによって世界が消える寸前、ふと思います。

「次は・・・って、信じられないよな」

次は助ける、と言いかけて口を閉じます。
いいえ、きっと信じ続けますよ。
彼が助けてくれるその時まで、何度リセットしたとしても。

キャラ
「協力はやめだ。」

すごい形相で言います。
手にはナイフを握りしめて。
握りすぎて手が震えています。
そして、ゆっくり口を開きます。

「そこで反省するがいいさ・・・永遠にな？」

画面が暗転します。
何度起動してもつきません。
彼も、貴女の死も、データも、全部がリセットされないまま。




フリスク
「・・・・嘘だ。」

震える声で言います。
目からは涙を零します。
悲しくて、仕方がないのです。
貴女はもう、彼の涙を拭ってくれません。

「ごめんね、Aちゃん。今全部やり直すから。」

そう言ってリセットします。
何度も、貴方の死を見てはリセットを繰り返します。
もう、気が狂いそうです。


フラウィ
「君は馬鹿だね、本当に・・・・大馬鹿だよ。」

泣きながら意味がないと知っても止血をし続けます。
playerにはかなわないのです。
何度やっても敵いませんでした。
彼は、繰り返される世界で貴方を救う方法を探しています。

「・・・駄目だ、血が・・・止まんないや」

静かに笑います。
また、やり直しです。


Murder
「heh・・・またかよ・・・」

笑っているような声を漏らします。
もう、笑うしかありません。
彼は主人公を何度も骨で突き刺します。
何度も、何度も、怒っているのです。

「HAHAHAHA!!面白いだろ、A、パピルス。」

彼には幻が見えます。
大切なものを失ってしまったのです。


berry
「・・・可笑しいのだ、おかしいのだ、おかしいのだ！！なんでAが？」

目の前に倒れ込んだ貴方を見て言います。
うわ言のようにおかしいのだ、と呟きながらフラフラと歩き出します。
その口元は壊れたように笑っていました。
ですが、やはりplayerには敵いません。

「・・・A？また会えたら、次もきっと見つけるから。次のデータでも、お友達になってくれる？」

返事はないですが、彼は死の直前微笑みました。
きっと貴方に会えたんですね。

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