四十九話 夕食 ページ4
『いっただっきまーす！！』
「どーぞ。」
夕方。
修行でカラッポになった腹をおさえながら帰宅した私は、先に帰っていたカカシさんの手料理にただ今ガッツイているところである。
いやいや！この焼き魚旨すぎでしょ！！
もはやこれは焼き魚じゃない！なんかの高級料理だ！
「…で、修行どうだったの？」
『いや、それがまだ分身の術マスター出来なくて』
『ボフンッって煙は出てくんですけどねー』と、味噌汁を口に運びながら言う。
！？…味噌汁ウマッ！！
「そうか…でも、まさかAがな…」
『？…どうかしたんですか？』
いかにも何か悩みがある様な顔をしているカカシさんに、首をかしげる。
「…いやね、お前と同じチャクラの色をしている�銀狐一族�って言うのがいるってことは前話したよな？」
『はい。』
っていうか私のお母さんも銀狐一族ですからね…
「その銀狐一族は、銀色のチャクラを使ってある特殊な能力を操っていたんだ。…その�特殊な能力�っていうのが…
�術を透明化させる�っていうのだったんだけど…」
『へ？』
術を透明化？
…ちょっと待て。もしも私もその能力を使えるなら…
『いままでの分身の術も透明化してただけで、成功してたかもしんないってことですか？』
「…いや、お前が銀狐一族と同じチャクラの色ってだけで能力も同じとは限らないからな。…そんなことは無いと思ってたんだけど…普通は失敗したとしても何かしら出てくるはずの分身の術に対して煙しか出てこない辺り、そういうことかも知れないな…」
『なっ…』
それじゃあ、私はマスターしていた術をひたすら発動していたと！？
なんじゃそりゃ！？時間の無駄じゃないか！！
『ちょっと！何でもっとはやく言ってくれなかったんですか！』
「あくまでオレの仮説だからな…ま、本当に術を失敗しているだけかもしんないぞ？」
『�しんないぞ？�じゃなくて！なんか術が透明化してるのを確かめる方法とか無いんですかっ！？』
そう言うと、「一回落ち着け。」と、なだめられた。
おい、随分呑気だな。カカシさん。
「それについてオレも考えてたんだ。…んで、思いついたって訳。」
『…なんですか？』
「…分身の術はチャクラを元にして自分の残像を写し出す…だから、チャクラを見ることが出来るこの、オレの写輪眼を使ってみる。そうすれば、透明になってるチャクラも見えるでしょ？」
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キイラギ(プロフ) - 白銀月さん» コメント有り難う御座います！！いつも亀更新で申し訳ないです(汗)近々更新する予定なので引き続き宜しくお願いします！ (2020年1月22日 21時) (
レス) id: 722466c014 (このIDを非表示/違反報告)
白銀月(プロフ) - 更新待ってました！！これからも頑張って下さい(*´∀｀*) (2020年1月7日 7時) (レス) id: 3a9bdddb3f (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» 応援ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年6月7日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - こちらこそ、ありがとうございます！応援しています！ (2019年5月12日 22時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
キイラギ - 鶴さん» コメント有り難う御座います！最近更新が遅くなってきてますが、気軽に読んで下さったら幸いです！ (2019年5月12日 20時) (レス) id: 65879db91d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キイラギ | 作成日時：2019年1月2日 22時
