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A姉ぇの教室を出た後

その足でそのまま部室へと向かった。




「お師さん!」

「なんなのだよ、騒々しい」

「大変なんよ!A姉ぇが!」





A姉ぇから聞いた話を言う。





「A姉ぇを助けないと!」

「なぜ僕が助ける必要がある?もう僕とは関係ないのだよ」

「でも、A姉ぇはfineに無理矢理入らされてるんや!本当は、Valkyrieに戻りたいって…」

「天祥院の罠かもしれないのだよ。そんなわけのわからないものに関わるのは無理だね」

「…お師さん。なんでよ、お師さんもA姉ぇのこと大好きやったやんか」

「用が済んだならさっさと教室へ戻りたまえ」





なんでお師さんは、頑なにA姉ぇを避けるんよ…?





「A姉ぇ、泣いてたんやで…?」

「!!……関係ないのだよ」

「もうええ、俺一人でもA姉ぇを助ける!」

「おい、影片!」





俺は、初めてお師さんに反抗した。

俺は感情のない人間のはずやのに。

おかしいんやろか?





でも、やっぱりこのまま諦めるのは嫌や。





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作者名:咲那 | 作成日時:2019年4月1日 22時

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