第9幕 ハッピーの自業自得と温いタオル ページ10
ナツ･グレ｢｢ごべんなざい･･･｣｣
ルー｢うわぁ･･･｣
ハッ｢痛そうだね･･･｣
後ろからラクサス達が来ている事に気づかなかったナツとグレイは、ラクサスとギルダーツに拳骨を貰っていた
勿論２人が殴ったので、物凄く痛い
馬鹿でかいたんこぶは、端から見ているだけで痛くなってくる
ハッ｢ナツ〜、すごく大きなたんこぶが出来てるよ？｣
ナツ｢クソ･･･ラクサスの馬鹿力め･･･｣
ラク｢･･･ナツ、もう一発貰っとくか？｣
ナツ｢じょ、冗談だって！うわっ！やめろよ！｣
ルー｢･･･懲りないわね、ナツ･･･｣
そう言いながら、ルーシィはたんこぶの出来たナツの頭に冷えたタオルをのせる
グレイには、ハッピーが濡らしたタオルを渡していた
グレ｢･･･オイ、なんでオレには濡らしただけのタオルなんだ？
ナツのはちゃんと冷やしたヤツじゃねぇか｣
ハッ｢グレイが自分の魔法で冷やしたら良いと思って｣
グレ｢･････｣ｸﾞﾘｸﾞﾘ
ハッ｢痛い痛い痛い！!！やめてよグレイ〜！｣
グレイは何となくイラついたので、ハッピーの頭部を拳でグリグリといじめる
しかも、嫌がらせでやったのか素でやったのかは不明だが
よりにもよってそのタオルはお湯で濡らした物で、俗に言う温タオルの状態なのである
そんな(ある意味)危ない代物をウッカリ殴られた患部になど当ててしまったら、･･･その先は、皆様のご想像通りである
まぁ、グレイが怒るのも無理は無い所か、その怒りは至極真っ当、正当な物なのであって
ハッピーは自業自得なのである←
実際に相棒であるナツも助けに入る所か、ハッピーに対して白い目というか、冷めた感じというべきなのか
ハッピーの行動に引いたような視線をよこしていた。
流石に仲が良くないグレイと言っても、
たんこぶに温タオルを危うくのせられそうになっていたら、気の毒になったらしい
自分の頭にのせていた(自分の体温で若干温くなった)冷えタオルを、そっとグレイの頭にのっけたのである
･･･２人が少し、仲良くなった瞬間であった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 15人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Erza - 私、すっごいフェアリーテイル好きなんです！！こういう風に小説作れるなんて凄いです！！とても面白かったです！！ (2016年1月13日 0時) (
レス) id: 2b66b8f0b9 (このIDを非表示/違反報告)
烏アゲハ(プロフ) - 黒猫座さん» ありがとうございます！誠心誠意、頑張らせていただきます！ (2014年11月28日 17時) (レス) id: cc095d8759 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫座 - おもしろいです！更新頑張ってください！ (2014年11月28日 15時) (レス) id: 2b234fd5c5 (このIDを非表示/違反報告)
烏アゲハ(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！面白くする為、精進いたします！ (2014年11月11日 17時) (レス) id: cc095d8759 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 頑張って下さい！ 面白いっすなー (2014年11月11日 15時) (レス) id: dadadf7188 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：烏アゲハ | 作成日時：2014年3月21日 18時
