第3幕 その男の名は ページ3
エル｢次は私という事か･･･｣
エルザが鎧と剣を出し､臨戦態勢になる
男も､左手に装着した剣を構えなおす
ジリジリと相手の出方をうかがい
そしてやがて､同時に飛びかかった
２人の剣がぶつかり合う･････
そう思われたが
??｢
ガシャ､ガシャン！
グレ｢んなぁっ !？｣
ルー｢キャァッ !？｣
知らない男の声が聞こえたと思ったら
檻の中に閉じこめられた
グレ｢どーなってんだ！｣
ルー｢何よこれぇ！｣
??｢それは無数の檻､壊す事は出来ない｣
グレ｢っ！誰だ！｣
マル｢･････私の名はマルコム､今日は君達の魔力をいただきに来た｣
ルー｢わ､私達の魔力を･･･？｣
グレ｢いきなり来たヤツに･････
しかもギルドの仲間を傷つけたテメェらなんかに､オレ達の魔力をよこしてたまるかってんだ！!！｣
マル｢意見など聞いていない､黙ってその魔力を私に差し出せ｣
マルコムと名乗った男が薄水色のラクリマを取り出し､パチリと指を鳴らすと･･･
ギュオ､と何かを吸い込むような音が鳴り
ルー｢え？･･･う､ウソ･････｣
グレ｢･････ま､マジかよっ･･･！｣
すごい勢いで魔力を奪われていった
グレ｢･･･ちく､しょう･････だが､エルザが･････あの･･･おかしな檻､から･･･出たら
テメー､なんざ･･･一瞬で･････！｣
マル｢ふん､それはどうかな？｣
その時
ガシャン･････
と､音を立ててエルザと剣士の男を捕らえていた檻が解かれる
グレ｢ヘっ､これでエルザが･････ !？｣
檻が解かれ､見えたのは･････
ルー｢ウソ､でしょ･････？｣
いつものように､敵を倒し､凛と立つエルザでは無く･････
無残にも鎧と剣を砕かれ
床に膝をついた､エルザであった･･･
グレ｢そんな､エルザが･････｣
マル｢ふん､当たり前の結果だ
･････目的は果たした､もう用はない
戻るぞ､･････スペル｣
スペルと呼ばれた男はエルザを一瞥し､マルコムと名乗る男の下へ向かう
扉を開け､ギルドから去ろうとする２人
グレ｢待ち､やがれ･･･！｣
グレイは必死に手を伸ばすが
バタン･････
その手が届く事はなかった
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Erza - 私、すっごいフェアリーテイル好きなんです！！こういう風に小説作れるなんて凄いです！！とても面白かったです！！ (2016年1月13日 0時) (
レス) id: 2b66b8f0b9 (このIDを非表示/違反報告)
烏アゲハ(プロフ) - 黒猫座さん» ありがとうございます！誠心誠意、頑張らせていただきます！ (2014年11月28日 17時) (レス) id: cc095d8759 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫座 - おもしろいです！更新頑張ってください！ (2014年11月28日 15時) (レス) id: 2b234fd5c5 (このIDを非表示/違反報告)
烏アゲハ(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます！面白くする為、精進いたします！ (2014年11月11日 17時) (レス) id: cc095d8759 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 頑張って下さい！ 面白いっすなー (2014年11月11日 15時) (レス) id: dadadf7188 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：烏アゲハ | 作成日時：2014年3月21日 18時
