検索窓
今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:13,854 hit

第2幕 突如として ページ2

ギィィイイイ・・・・・


扉が開き、1人の男が現れた

その男の登場に、騒がしかったギルドが少し静かになる

ナツ「ん?」

ハッ「誰だろう?」

グレ「新しくウチに来たヤツか?」


その男は俯いている為、顔が見えない


「よぉ、なんだい?新入りか?」


1人のギルドメンバーが話しかけた事で、その男は俯いていた顔を上げる


ルー「わぁ・・・綺麗な人・・・・・」


その男は、綺麗としか言いようのない美しすぎる顔立ちをしていた


「あんた・・・綺麗な顔立ちしてんだな」


綺麗な花の蜜に誘われた虫のように、ある1人がその男に近づいていった


・・・・・・・だが




ジャキィイイン!!!

「ぐはっ!!?」


その男は、ギルドのメンバーを

左手の剣で、斬り捨てたのだ


「なぁっ!!?」

「てっ、テメェ!」

「ジョーンズ!しっかりしろ!」


突如斬り捨てられた、ジョーンズと呼ばれる男に慌てて周りにいたギルドメンバー達が駆け寄る


「てっめぇーーー!!!」


仲間を斬られた怒り、その場にいたギルドメンバー達は一斉にその男に襲いかかる

だがその男はピクリとも動かない


エル「っ!やめろぉ!」

エルザは何かを感じ、メンバー達を止めようと声を荒げるが・・・・・・




一閃




速すぎるナニカが通過した


刹那に白く煌めいた、銀色


自分に分かったのはそれだけだった



一瞬にしてメンバー達が倒れ伏す



いや、それだけではなかった


ギルドのほとんどのメンバーが

何も出来ずに倒されたのだ


たったの一撃で


あの一瞬に、誰も反応出来ぬ程の速さで



グレ「な、んだよ・・・これ・・・・・」

ルー「う、嘘でしょ・・・・・?」

ハッ「そんなぁ・・・・・」


ナツ「テメェ!よくもみんなを!!!」


ナツが両腕に炎を灯し、男に向かって突っ込んでいく


ナツ「火竜の・・・・・」


エル「ま、待てナツ!そいつは・・・・・」


エルザがナツを止めようとするが


ナツ「こうえ・・・・・・っ」


ドガシャァアアン!!!!!


ハッ「ナツーーー!!!」


技を出す隙さえ与えられず

ナツまでもが、男に倒された



ナツを一瞬で沈めた男は

エルザをその瞳に捉えた


まるで、次の獲物とばかりに・・・・・

第3幕 その男の名は→←第1幕 いつものギルド



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (23 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

Erza - 私、すっごいフェアリーテイル好きなんです!!こういう風に小説作れるなんて凄いです!!とても面白かったです!! (2016年1月13日 0時) (レス) id: 2b66b8f0b9 (このIDを非表示/違反報告)
烏アゲハ(プロフ) - 黒猫座さん» ありがとうございます!誠心誠意、頑張らせていただきます! (2014年11月28日 17時) (レス) id: cc095d8759 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫座 - おもしろいです!更新頑張ってください! (2014年11月28日 15時) (レス) id: 2b234fd5c5 (このIDを非表示/違反報告)
烏アゲハ(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます!面白くする為、精進いたします! (2014年11月11日 17時) (レス) id: cc095d8759 (このIDを非表示/違反報告)
あい - 頑張って下さい! 面白いっすなー (2014年11月11日 15時) (レス) id: dadadf7188 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:烏アゲハ | 作成日時:2014年3月21日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。