144話 ページ45
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爆豪くんの言葉に腹が立った
私は今まで大切な人を傷付けないようにして生きてきた
ましてや侮辱するようなことは絶対にしない
私の努力を知らない奴にそんなことを言われる筋合いはない
「友達だと思っている奴が頼ってくれない気持ち分かんねぇの？
誰にも話さねぇくせにいつも死にそうな顔して無理やり作った笑顔を振りまいて何がしてえのか俺にはさっぱり分かんねぇ」
「分かるはずがないでしょ」
「は？」
私が黙っていればズケズケと自分の言いたいことだけを主張してくる爆豪くんに黙っていられなくなった
「私のこと何も知らないくせに分かったような言い方しないでよ
私がやってきたこと否定するようなことばっかり言って何が言いたいのか全く分からない」
私が反論したことに爆豪くんは苛立ったようでソファから立ち上がって私の元へズンズンと寄ってきた
私の前まで立つと見下ろすように冷めた目で私を捉えた
「いいか 今から俺が言うことは俺だけじゃなくて全員が思っていることだ」
私の肩をドンと突き飛ばす
そのせいで思い切り壁に体を打ち付けられた
皆が爆豪くんを止めようとするけど爆豪くんは伸ばされた手を振り払っている
「いつまでも昔のこと引き摺ってウジウジして何がしてぇんだよ
両親のことも自分の過去も全部引き摺りまくって生きて楽しいか？
やっと振り切ったかと思えばまた自分から落ち込んでいってよぉ
悲劇的な自分に酔ってるだけなんじゃねえの？
って皆思ってるよ なぁ？」
手を広げて同意を煽るようにする爆豪くんを皆は止めようとするけど彼の言うことを否定する人はいない
皆 心のどこかでそう思っていたんだ
分かってたけど嘘でもいいから否定してほしかった
「誰にも頼らずに1人で抱え込んで差し伸べられた手もとれないから大切なもんを失ってばっかりなんだよ
てめえは変われないじゃねぇ
変わろうとしていないだけなんだよ！！」
私の襟をつかんだ壁に打ちつける
息ができなくて苦しいけどそんなことよりも胸が痛かった
なんで私は知り合って半年程度の奴にこんなことを言われなきゃいけないんだ
私のことを勝手に語らないでほしい
爆豪くんを止めようと皆が彼を引っ張っている
手を離すように肩を揺さぶっているけど力が込められているからビクともしない
だから思い切り爆豪くんの鳩尾を蹴った
爆豪くんが軽く力を弱めた隙に彼の頬をぶん殴って私がされたように突き飛ばした
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三毛猫 - 轟くん相変わらずイケメン(^^)頑張ってください (2020年2月22日 13時) (
レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 大好きな作品です。更新これからも待っています。頑張って下さい！ (2020年2月22日 11時) (レス) id: c612da49fe (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - すごい、面白い。やばい。頑張って下さい。 (2020年2月22日 5時) (レス) id: 199549db1c (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 廃人さん» 聞いてみました！本当に似ていて驚きました笑 今後の展開と一部被ってたりもして…汗 (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 三毛猫さん» 重ね重ねありがとうございます！ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月16日 21時
