118話 ページ19
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こんにちは 月躬弖Aです
私は人生で最も大変な一日を過ごしています
＿＿＿＿＿＿＿ 何故かと言いますと
「あ！月躬弖Aさんだ！」
「声掛けに行こうよ！」
「ダメだよ！怖い人いるもん！！」
「〜っ！でもサイン欲しいよぉ！」
「それはそうだけど…！」
＿＿＿＿＿＿＿ というふうにですね
そこそこ名が知れてしまったようで登校中も学校にいる時もずーっと私のことを話してる人がいる訳でして…
そんな人を見て爆豪くんが番犬のように威嚇するものだから皆ビビってしまって自分で言うのもアレだけど高嶺の花状態になってます… 困った…
「もしよかったらサイン書きましょうか？」
「ほ、本物だ！！」
「顔が小さい！米粒より小さい！」
いや米粒よりは確実に大きいよ
こんな私のサインを欲しがってくれる人がいるのも不思議だけど好意を無下にすることは出来なくて自分から彼女たちに近づくと悲鳴をあげながら避けられてしまう…何故？
まあ最終的には恐る恐る近付いてくれて握手もしてくれるからいいんだけれども…
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普段 自ら人に絡みに行かないタイプの私は既にクタクタになっている
こんなんじゃヒーロー基礎学も無残な結果になってしまう
「月躬弖アイドル状態だな！」
「笑えないよ…」
「アイドルは笑顔が命なんだぞ〜」
「私ヒーロー目指してるんだけど」
昼食を終えた私たちは教室の窓に肘をついてグラウンドを眺めていた
たまに私に気付いて悲鳴をあげたり名前を呼んできたり様々な反応をする生徒達に手を振って応えた
「そういえばそろそろ文化祭だね」
「そうだな〜」
食堂で隣のテーブルに座っていた人達が楽しそうに話していたのを思い出した
私たちヒーロー科にとって体育祭がビッグイベントであるように普通科やサポート科 経営科からしたら文化祭が自分をアピールする最高の機会となる
故に私たちからしたらあまり関係の無い事のようにも思える… 私はね
今日は小春日和で穏やかな天気だ
ちょうどいい温度の風が吹き込んできて疲れた体を癒してくれる
フンフーンと何処かで聞いた曲を鼻歌で歌っていると後ろからガタンと大きな音がした
驚いて振り返ると耳郎ちゃんが椅子を倒しながら私のとこに来た
それはもうすごい勢いでくるものだから上鳴くん達も驚いている
「A！ボーカルやらない！？」
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三毛猫 - 轟くん相変わらずイケメン(^^)頑張ってください (2020年2月22日 13時) (
レス) id: 717af831f6 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 大好きな作品です。更新これからも待っています。頑張って下さい！ (2020年2月22日 11時) (レス) id: c612da49fe (このIDを非表示/違反報告)
蓮(プロフ) - すごい、面白い。やばい。頑張って下さい。 (2020年2月22日 5時) (レス) id: 199549db1c (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 廃人さん» 聞いてみました！本当に似ていて驚きました笑 今後の展開と一部被ってたりもして…汗 (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
ばぐ(プロフ) - 三毛猫さん» 重ね重ねありがとうございます！ (2020年2月21日 19時) (レス) id: 6634cf480d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ばぐ
| 作成日時：2020年2月16日 21時
