無能なマフィアは有能な審神者でした2

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貴方side

貴方『私天才かもしれない』

爽「例えば？」

貴方『身長を戻す方法を思い付いたとかだよ』

爽「何する気？」

貴方『簡単だよ、私は少し前まで可哀想な子だったでしょ？』

爽「自分でいうんだ」

貴方『いーの！それでね私は考えました、もし...もしね、あの人にもう一度会って本当は嫌いじゃ無かったよって、守ってくれててありがとうって伝えられたらね、そのときはきっと戻ると思うんだ』

爽「へぇークロはお兄さん思いなんだねぇ」ﾆﾔﾆﾔ

貴方『もー意地悪だなぁー......』

爽「冗談だってば」

貴方『ンﾝ"とにかく！あの人と仲直り？という神聖な儀式ができれば私は勝てます！』

爽「何処にいるか知ってるの？」

貴方『武装探偵社ってとこなんだけど直接は無理だからお手紙にするよ、中２の英語でカエルの手紙のやつをさ、やったの』

"親愛なるお兄ちゃんへ"





"今まで守ってくれててありがとう"





"私は貴方の事を愛しています"





"いつも怪我なくほどほどの自"殺を心がけてください"






"私はきっとどこかで貴方を見守っています"





"私はもう一度会えたなら貴方に伝えたいことがありました"







"最後に








ずっと気づけなくてごめんなさい"






"貴方の妹より"






貴方『はいできたー』

爽「さっきもう一度会って伝えなきゃって言ってなかったっけ？」

貴方『それは後々分かるよ』

爽「クロ、まさか未来を...？」

貴方『別にどうでもいいじゃん、見ちゃったものは仕方ないし』

爽「そうだよね」

貴方『爽だけに？？』

爽「やかましい」

貴方『ははっ』

爽「その乾いた笑みをやめてくれ」

貴方『そうだね』

爽「爽だけに？？」

貴方『なわけwもういいよそのネタはww』

爽「さてっ僕はそろそろ見習い君のとこに行こうかなぁ」

貴方『太田に会ったら伝えといて、素敵な来世に会わせてくれてありがとうって』

爽「承ったよ」

貴方『ありがとう、さて！私はお兄ちゃんのお昼ご飯でも食べようかなぁー』

爽「もう夜なのに？」

貴方『えっ！？』

爽「クロってばあんなちょっとの文章考えるだけなのに凄く時間かかったんだからね」

貴方『う、うそ....』

爽「本当☆」

貴方『うわぁぁぁぁんなんで呼んでくれなかったんだよーーーーー』

爽「自分でしばらく部屋に来ないでねって言ったんじゃん」

貴方『そうだけどーーーーうわぁぁぁ私のお昼ぅぅぅ』

爽「早くしないと夜も無しかもね」

貴方『それはやだ！』

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