無能なマフィアは有能な審神者でした

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鶴丸side

爽「主ちゃんのお兄さんはですね、マフィアにいたんですよ。

お兄さんは優秀で幹部まで行きましたが主ちゃんは幹部補佐どまりです、何故なら主ちゃんは異能力が無い、とされていたからです。

実際ないですしね

そこでお兄さんは考えたんです、自分が幹部になる未来を見越してね。

自分の親族では無いように見せればなにも知らないものは少なくともお兄さんを殺すために主ちゃんを狙わない、と。

だからわざと自分に関わらないようにしたんです。

更に主ちゃんが容姿を少し変えることで完全に分からなくなった。

勿論お兄さん自身は主ちゃんのことが今でも好きだし主ちゃんも表には出さないがなんだかんだ心配してるんだ」

鶴丸「そんな事があったんだな。じゃぁ主はその事を知っているのか？」

爽「残念ながら主ちゃんは知らない。それを知っているのは主ちゃんの小さな上司と部下の男の子と首領だけだよ」

鶴丸「そうか。ところでびっくりすることとはなんだ？」

爽「それは、秘密ですよ。でも第一発見者は君がいいと思います、明日８時ぐらいに起こしに行ってみてくださいね、きっと驚きますよ」

鶴丸「本当だな！楽しみにしているぞ！」

爽「うん。僕はもう少し調べたい事があるからまた現世に行きますので主ちゃんの面倒みてあげてくださいね」

鶴丸「どういうこ爽「それじゃ」おい！」

行っちまった

燭台切「どうしたの？鶴さん」

鶴丸「あはははこりゃ驚いた！主があぁなら使えているものもあぁか！」

燭台切「ちょっと鶴さん皆寝てるんだから静かにしなきゃ」

鶴「光坊、明日俺は８時に主のもとへ驚きを求めて行くことにした！」

燭台切「ふふっ鶴さんが楽しそうで何よりだよ」

主が来てから光坊の目に光が宿り始めた

このまま行けば主が伽羅坊も貞坊もきっと助けてくれるだろう



主、頼りにしてるぜ

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