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貴方side
私は中也さんを驚かす(休みの報告)為にわざわざ歩いて行った。
上機嫌だったからあまり周りに気をつけていなかった
だからあの人に会ってしまった
太宰「おや?まだ居たのかい?不愉快だから私の前にあらわれるなと言ったはずだよ。」
貴方『もっ、も申し訳ございません太宰幹部、失礼します』
私は予想外の出来事に脳の処理が追い付かず走り出した
太宰「本当に無能だね君は」
そんなの分かってるよ
異能力を持たない私は必要ないんでしょ?
貴方はもし私が異能力を持っていると知ったら愛してくれますか?
あの頃と同じ愛をくれますか?
また家族のように笑いあえますか?
今までの酷い仕打ちの意味を教えてくれますか?
多分私の異能力の有無関係なしにただ単純に嫌いなんだと思う
どうして......
何度考えたか分からない事を考えていたって仕方ない
過去は変わらない
眉間にシワが寄っていたからだろうか、ぬいぐるみ達が文をくれた
貴方『心配してくれてありがとう』
紙には
げんきだして!やぼくがいるよ。など書いてあり私の為に慣れないペンを使ってくれたんだなと思うと涙が出てきた
しばらくすると気持ちが落ち着いて涙も引っ込んだ
中也さんには文を送る事にした
とてもじゃないけど会える顔ではない
部屋に戻る途中何人、何十人が此方を見てコソコソ話す
わざと聞こえるように
「まだいたんだね。」
「首領に媚うってんでしょ」
「太宰幹部の妹だからって調子に乗らないで」
他にもわざとぶつかってきて謝らない人
わざわざついてきて水をかける人も昔いた
部屋に着いた頃には心がぼろぼろでここには私の味方はいないんだなと思うとまた涙が出てきた。
またやられるのかと考えるとぐるぐる視界が回る
まるでねるね○ねるねみたいだ
いっそ消えてしまえばいいのかな
そうだ
辞職して未来にでも行ってしまおう
もちろん森さんには辞職すると伝えてから
ヘタレでチキンで泣き虫の私にはこれしかない!
何処か人間の居ない所で静かに生きたい
どうせ誰も居ないからとぬいぐるみに訪ねてみた
貴方『ねぇ皆は何処か行きたい所ある?』
各々が行きたい時間を記入していく
皆が2230年と書いたもんだからびっくりしたけど未来は嫌いじゃないからそこに飛ぶことにした。
貴方『さようなら、』
それと同時に自分の荷物を異空間に押し込む
所謂時空間の狭間ってやつ
私はこの事を聞いてた人がいたなんて知らなかった
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うさぎが跳ねる!!(プロフ) - 夕羅。さん» 誤字の指摘ありがとうございます!すぐさま直します!もうすぐさまです!長谷部を越える勢いで直します!応援ありがとうございます!がんばります! (2018年6月15日 19時) (レス) id: d133a1da45 (このIDを非表示/違反報告)
夕羅。(プロフ) - いつも更新楽しみにしてます!あの…左文字ではないでしょうか?頑張ってください!!応援してます! (2018年6月15日 19時) (レス) id: f5b8ea3df0 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎが跳ねる!!(プロフ) - 雪花さん» ありがとうございます!楽しみにしてくれている雪花さんのためにも更新がんばります! (2018年6月7日 15時) (レス) id: d133a1da45 (このIDを非表示/違反報告)
雪花(プロフ) - 更新楽しみにしてます!!頑張って下さい応援してます! (2018年6月7日 8時) (レス) id: 5dc7f7d16f (このIDを非表示/違反報告)
影(プロフ) - いえいえ緒役に立てたなら何よりです (2018年6月4日 20時) (レス) id: 026253e74c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎが跳ねる!! | 作成日時:2018年4月29日 1時