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二つ目は、何故異能力があるのかだ。

僕の世界にはそんなもの無かった。
そして、この世界は二次元の世界だ。
そんな僕が何故かわからないけどここに来たのは理由があると思うけど……もしかして、転生特典?とかなのかな。

だったら、異能力強かったりするのかなあ…
ま、強くなくていいんだけど……

「このヨコハマで、自分の身を自分で守れるくらいでいいと思うんだよね…」

そんなに強い能力だったら、色んな所に狙われるかもだし。

……とりあえず、

「治、」

太「Aさん!どうしたんだい?」

目をキラキラさせながら聞いてきた。
……可愛いやつだな、此奴。

「ちょっとね、治に手伝ってもらいたい事があるんだけど……いいかな?」

太「是非!よころんで!!」

Aさんの為なら何だってお易い御用なのだよ!と、言われた。嗚呼……

「優しいな……」

太「?」

「あっ、え、と……」

ヤバい、口に出てた……

太「ふふっ、私は、Aさんの為なら何だってしてあげるよ。だから……困った時は言って欲しいな。私、Aさんの事……大好きだから」

ふわりと微笑まれた。

ああ、何て…………何て優しい笑顔なんだろう。


こんな感情(モノ)、向けられた事ないや

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作者名:宵宮 玲音 | 作成日時:2023年1月9日 20時

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