目が覚めたら最強な三輪ちゃんに成りまして (ページ4)

今日:41 hit、昨日:11 hit、合計:308,342 hit

2話ページ4

『なんか嫌な予感って言うか運命を左右するような出会いを感じる…
占ってみるか』

水晶とカードをみて…
これは、なるほど今日だったのか

『おかあさん～行ってきます』

｢気をつけてね｣

ｶﾞﾁｬと玄関をしめ自転車にのり早朝のバイト先にむかった

まだ日が出る前で薄暗かったが坂道を下りデコボコした道を自転車で通りながら新聞屋に向かった

『今日もいる、変なの…』

視線の先にはぐちゃぐちゃしたキモいのがいた

無視して新聞屋に行き、着いた

『おはようございます、三輪です』

｢おはよーAちゃん、今日もヨロシクね｣

これが今日の分だよって言いながら、おじさんが大量の新聞をﾎﾟﾝと渡してきた

『ありがとうございます』
では行きますので

｢気をつけてね｣

最初は嫌いだったがおじさんは何かと気を使ってくださる優しい人だ
手を振り替えして、再度、自転車に乗って走り出した

坂道をこえて、1件目のお家に着いた
慣れた手付きでポストを開き新聞を入れた

｢アア"ァ"｣

『五月蝿いです』

無視して自転車を走らせたが追っかけてきたので
思わず知らず知らず呪力を纏い人型の呪霊を祓ってしまった

『最近みるの多いような…』

そう呟きながら自転車を走らせ2件目のお家に向かおうとしたら

｢ちょっといいかな?｣
　

と言う男性の声がした

それは、私の将来を決める師範との出会いだった