【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 2

悲鳴の嵐にご注意を 7 ページ33

ファージャがため息を吐き出した時リビングの時計がパーク開園一時間前を知らせた

HD｢そんな下らない話よりも朝食をどうするかを決めない?｣
VR｢そういえばもうこんな時間ですのね
雨の日って時間が分からなくなりますわ｣
FJ｢で?
どうするん?｣
HK｢料理ができるものなどいるのか?｣

ホックがチラリと男性陳を見るとジャックはゆっくりと目をそらしダルメシアは手で顔を覆った
アップルとエイトフットは目をあわせるとアップルが口を開いた

AP｢作れなくは無いが…………その…………｣
JH｢りんごだらけになるよ｣
HK｢なるほど……｣
EF｢お前らが作るって言う選択はねぇのかよ｣
HD｢無い｣
VR｢ありえませんわ｣
HK｢作っても良いが……キッチンが無事ですむとは思わない方が良いな｣
EF｢………………｣
『??
たこさん?』

エイトフットはホックの言葉に大きく大きくため息をすると無言でキッチンへ消えた
Aは首を傾げるとその後ろをついていった

『たこさんご飯作るの?』
EF｢おー｣
『私もやりたい……な』
EF｢…………やったことは?｣
『アップルさんとりんご切ったことあるよ』
EF｢……………………本当か?｣

冷蔵庫から野菜を出しているエイトフットの横でAが手で包丁を使う動作をするとエイトフットはしばらく考えるとアップルを呼びAと一緒に野菜を切るように言った

EF｢手切らねぇように見とけよ｣
AP｢分かっている
Aりんご………ではなく
野菜を切るときはどうするんだ?｣
『はいは〜い
ギデオンの手ぇ〜』
AP(｢天使………｣)
EF｢………何やってんだ
ってか誰だそいつ｣

口元を手で覆いAの頭を高速で撫でているアップルを見たエイトフットは軽く引きながらAの頬をつついた
するとAは目を輝かせると手を頭に当てながら答えた

『んえ?
フェロー様と一緒にいるにゃんこだよ〜』
AP&EF｢ん"ん"っ!｣
JH｢(にゃんこだって)｣
DM｢(可愛い)｣
AP(｢破壊力が…………｣)
EF(｢ってかマスターじゃない方は呼び捨てなんだな｣)

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