【ツイステ】可愛いオレの小エビちゃん 2【フロイド】

稚魚(番外編) [アズールside] 7 ページ35

あの2人の事ですしお風呂も一筋縄ではいかないでしょう

そう考えバスタオルとパジャマらしき服を持ってジェイドとフロイドの部屋に備え付けてあるシャワールームを覗くとAの歌声が聞こえた

フ｢もっと｣
『いいよ〜
次は何にしよっか?』
ア｢そろそろ出たらどうですか?｣
ジェ｢アズール｣
『……そうだね
今日はこれで終わり』
フ｢ええー!!｣

大声を出したフロイドの頬をAが包むようにして押せば不満気なフロイドも渋々従った

ア｢ジェイド､拭いてあげますからこっちへ｣
ジェ｢いやです｣
ア｢は?｣
フ｢オレたちのおせわしていいのはAだけ〜｣
ア｢時間かかるでしょう
それに水槽から出るときはそんなこと言わなかったじゃないですか｣
ジェ｢ごはん､じぶんでたべたんですよ｣
フ｢そーそー
ごほうびほし〜｣
ア｢それでAにやってほしいと……｣

左右からAの腕を掴んだフロイドとジェイドに大きなため息が出た
まあ2人の事をお世話するのがAの趣味みたいな所もありますし…
何よりそういう性分ですししょうがないですかね……

ア｢Aバスタオルどうぞ｣
『ありがとー
じゃあ……』
フ｢ジェイドからやって
オレまだでたくない｣
『はーい』
ジェ｢フワフワ……｣
『んふふ〜
このバスタオルアズールのやつだ
フワフワで良い匂いする』

2人に服を着させ
大あくびをしたフロイドとフラフラと船をこぎ始めたジェイドを抱き上げたAに手を振って部屋を後にする

……………僕も久しぶりに"いつもの姿"に戻りましょうか……

部屋の水槽の前に立つと楽しげに水の中を泳いでいたA達を思い出し服を脱ぎながら階段を登る

後でちゃんとアイロンをかけておかないと……

背中から倒れるように水の中に入り"いつもの姿"になって蛸壺に入る

とても落ち着く
……………このまま寝てしまいましょうか…今日は疲れましたし……

蛸壺に入ったことで安心したのか瞼が重くなりそのまま眠ってしまった

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