正直薬局といってもね・・・ ページ5
実の妹(人1)が学校にちゃんと登校したのを見送ると私も出勤の準備をする
ま、出勤と言ってもこの家の離れの小屋が薬局何だけどね
それに、お客さんもこんな山奥にはこないから、基本注文された薬を届けに行ったりするだけの仕事内容だし
貴「あ〜仕事っていうほどのじゃないよね〜。えっと、消毒液とうがい薬と漢方三種と養命酒・・・うし、全部ある。さーて、あけっち〜のとこに届けに行って、途中に半兵衛のとこ行って薬を渡せば今日のお仕事は終了!」
お薬を入れたバッグを持ってバイクに乗る
そのまま、(人1)と政宗、幸村が通う婆娑羅学園に向かう
あ、ちなみに婆娑羅学園は足利の校長と松永の理事長が建てた小中高大と一貫の学校で、実は私も卒業生。薬学部にいましたw
ちなみに、高校から薬学専攻してたから、実質大学を一年で卒業できたけど
貴「すみません、私保健室からお薬の配達を依頼されてたAなのですが・・・」
明「ああ、Aさん。いらっしゃいませ、どうぞ入ってください。貴方の妹さん、今日もベッドにいますよ」
学校の来客用インターホンを押して声をかけると、あけっちーが出たため、すんなり入れた
貴「また、(人1)ったら・・・まあ、私もそんなもんだったし、人のこと言えないか」
明「ええ、貴方も高等部にあがるまでは此処に来てましたからね。」
そう言ってテーブルにお茶を淹れておいてくれる
貴「ほんと、こんな対応してっから保健室登校って最高なんだよね〜・・・うん、苦味が足りないよ。センブリ茶も大したことないね」
あけっちーが淹れてくれるお茶は基本嫌がらせのための苦いお茶だ。
体にはいいんだけど、一般人には罰ゲームで飲まされるお茶で有名だ
え?なんで平然と飲んだかって?そりゃあ、中学校の頃嫌というほど飲まされて、気がついたら好きになってて、苦味も感じなくなった
明「おや、センブリ茶でもダメでしたか・・・では、もっと苦いお茶を用意しておきますね。」
貴「おう。ほい、頼まれてた薬。てか、養命酒頼むとか、更年期か?」
明「私は男なんですがね・・・どうも信長公の事を考えると動悸、息切れが激しくて・・・」
貴「相変わらず変 態だな(それは恋だな)養命酒じゃ意味ない気がすんぞ。精神安定剤のほうがいいんじゃねぇか・・・」
明「思っている事としゃべっている事逆ですよ。では、代金は渡しておきますね。」
貴「ほい。毎度。あ、私半兵衛のとこも行くんだった。じゃあまた」
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作者名:カエルと月、イタチと闇 x他1人 | 作者ホームページ:元就が焼き焦がしました
作成日時:2015年8月19日 0時