お嬢溺愛梵天ファミリー

俺の大切な家族　マイキーside ページ32

アジトに帰るとAがいた。






マイキー 「A…‼︎」






『パパ？おかえり。』






俺は名前を抱きしめようとした。






『ッ‼︎…ごめん、パパ…。』






Aを攫ったやつがAの服を脱がせようとしてきたらしい。







それからAは男が少し怖くなってしまったらしい。






マイキー 「A…、俺のせいだ。俺から離れた方が幸せになれるだろう…。」







パチンッ‼︎







マイキー 「ッ‼︎」







Aがおでこにデコピンをした。







『パパ‼︎私の幸せは私が決める。私は今みんなと暮らせて幸せなの。ずっとずっと一緒にいるよ。』







俺は涙が止まらなかった。








『大丈夫、大丈夫。私は離れないよ。』







俺はあのことを話しておかなければならないと思った。






マイキー 「A…。俺の仕事は大きい会社の社長だといっていたが、あれは嘘だ。」






マイキー 「俺たちは犯罪組織“梵天”だ。」






『ッ‼︎…確かに犯罪はダメだよ？でも…私はそれでも離れたくないくらいみんなが大好きになっちゃったんだよ。だから離れない。』






Aもボロボロ泣いていた。






「万次郎よかったな。」






シンイチローの声が聞こえた気がした。






Aが三途と喧嘩したと言うので三途をスクラップにしようかと思ったがAが仲直りして嬉しそうにしていたので、仕事2倍で許しておいた。

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