俺たちの宝 梵天side ページ33
幹部達はAのいるアジトに集まっていた。
蘭は三途を見て嫌そうな顔をしていたが、三途はAと仲直りできて今まで見たこともないようなほど顔が緩みきっていた。
鶴蝶 「三途仲直りできたんだな。よかったな。」
三途 「あぁ。しかもな‼︎俺な‼︎お嬢に王子様みたいだったって言われちゃった〜‼︎」
その一言で一瞬みんな固まった。
竜胆 「頭イカれ王子の間違いだろ。」
三途 「は?お嬢は俺のこと大好きなんだよ‼︎」
『私、そこまで言ってませんよ…。』
幹部(三途意外) 「A〜〜〜〜〜〜‼︎‼︎‼︎」
みんな(三途意外)はAの元気そうな姿に歓声をあげた。
望月 「A無事だったんだな。よかったよかった。」
明司 「すごい心配したんだぞ。」
その時いなかった2人もAとの再会に涙していた。
一方三途は
三途 「え?なに、全部嘘だったの?俺の幻聴?幻覚か。薬のせいか?あの可愛いお嬢も幻覚か?…」
などとブツブツ呟きながら部屋の角に体育座りしていた。
この部屋の現状はそう、カオスだ。
マイキー 「静かにしろ。Aがみんなに伝えたいことがあるそうだ。」
『はい、今日はみんなに伝えたいことがあって…』
幹部達はゴクリと唾を飲み込み、Aがここから出て行くのではないかとヒヤヒヤしていた。
だが、その答えは幹部達にとって最高のものだった。
『わ、私、ずっとみんなの家族でいたいです‼︎もう離れたくありません‼︎』
幹部達に加えマイキーでさえも号泣だった。
『そ、そんなに嫌でしたか…。』
みんな同時に首をブンブン横に振った。
『じゃあ、私みんなの家族でいていいんですね?』
マイキー 「あぁ。誰がなんと言おうと俺の可愛い娘だ。」
鶴蝶「当たり前だ。Aは大切な家族だ。」
望月「マイキーも笑顔だしな。」
ココ「家族だろ。これからも沢山相談のるぞ。」
竜胆「当たり前だろ。ね?兄ちゃん。」
蘭「あぁ。俺たちの大切な妹だ。」
明司 「いつもありがとな。」
三途 「これからもよろしくお願いします、お嬢。」
Aはニッコリ笑って幹部達は大号泣していた。
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ドン - 続きが気になる (2021年11月28日 20時) (レス) @page47 id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
はむちゃん(プロフ) - マイさん» コメントありがとうございます‼︎本当ですね。マッハで直します‼︎ (2021年10月31日 19時) (レス) id: f9879f8a83 (このIDを非表示/違反報告)
はむちゃん(プロフ) - 朝はパンよりご飯派さん» コメントありがとうございます‼︎かっこいいですね‼︎センスをありがとうございます‼︎(笑) (2021年10月31日 19時) (レス) id: f9879f8a83 (このIDを非表示/違反報告)
マイ(プロフ) - コメント失礼します。春千代ではなく【春千夜】ですよ (2021年10月31日 8時) (レス) id: 4eb2d22ad5 (このIDを非表示/違反報告)
朝はパンよりご飯派 - 少しだぼっとしたパーカーがいいと思いますよ! (2021年10月29日 19時) (レス) @page42 id: 913863b25c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:はむちゃん | 作成日時:2021年10月11日 17時