ふざけんな馬鹿

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るぅとside



屋上

雲ひとつない青空。

気持ちの良い風。



る「今日は死ぬのにもってこいの日だなあ」



するとバンっと勢いよくドアが開く



『全く〜。るぅとなにやってんのー！』



僕の同い年で幼馴染のAちゃん



『いつもいつも授業抜け出してさあ。幼馴染ってだけで私が怒られるんだけど！！』

「Aちゃんごめんなさい笑」



高校生になっても友達のいない僕は授業中でもクラスにいるのが辛くて抜け出してしまう

友達はAちゃんだけだ



『ねえAちゃん！』

「どしたあ〜」

なんて地面に座りながら返事をする,Aちゃん


『僕、今ものすごく死にたい』

「そーなんだ〜〜」


なんて軽く受け流す

僕本気なのに。


ちょっとイラッとして柵に手をかける

すると


『るぅと！！！』

『お前今までどんだけ私を振り回してきたと思ってんだ！！！勝手なことしたら一生許さないかんなー！！！！！』


と叫びだした


る「ふふっ」


びっくりして笑っちゃった




あーあ今日も死ねなかった

毎回Aちゃんにとめられる

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