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るぅとside
家に帰る
る「ただいま」
返事は帰ってこない
うちの親は育児放棄、いわゆるネグレクトだ。
でも学費は払ってくれる
感謝すべきなのだろう
でも素直にそう思えない
___
家でも学校でも居場所がない
話す人がいない
悲しい人生だな
特に辛くもない
きっと恵まれている方なんだと思う
だけどなんか辛い
無意識にカッターを取り出す
滴る赤い液体
これがないとなんだか落ち着かなくて
無意識に傷を求めてる
___
0時
風に当たりたくて公園に行く
夜にブランコに乗るのが最近のマイブーム
ブランコで空を飛んでいる感覚になって
きれいな星空が僕を包み込んでくれる気がするから。
すると後ろから声が聞こえた
『るぅと』
優しい声、Aちゃんだ
「Aちゃん何やってるんですか。夜中ですよ変な人に襲われたらどうするんですか」
ふはっと吹き出すAちゃん。
『るぅとがいるから大丈夫だよ』
なんて微笑んで言うから
顔を赤くしてしまう
『るぅといっつも一人でよわよわだから逆に襲われそうで私が守りに来た！！』
「僕はAちゃんに守られるほど弱くないですぅー」
Aちゃんは僕に気を使わせないようにか
冗談を言って一人の時間を作らせないようにしてくれる
とっても優しい女の子
___
『るぅとが眠たくなるまでそばにいるよ』
Aちゃんがかっこよくて照れてしまう
ボフッと言う効果音がつくほど顔が赤くなった僕を見て
笑いながらよしよしと頭を撫でてくれる Aちゃん
その笑顔は泣きたくなるほど優しいもので、温かい
「Aちゃん、いつもありがとうございます」
『いいえ』
僕もAちゃんみたいな素敵な人になりたいな
___
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優華 - 更新してください！楽しみにしてます！(*^^*) (2022年6月5日 14時) (
レス) @page24 id: d2c652474f (このIDを非表示/違反報告)
るりあ(プロフ) - 主様が書く小説が本当に大好きで他の作品も見させてもらってます(o^^o)るぅとくんの小説も凄く面白くて何回もループしてしまってます。。‼︎これからも主様の小説楽しみに待ってます！！ (2022年2月1日 0時) (レス) @page17 id: 965d6c4948 (このIDを非表示/違反報告)
痛い奴(プロフ) - 更新楽しみにしてます(*^^*) (2021年11月25日 21時) (レス) @page15 id: fb0d5459be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゥヮキ | 作成日時：2021年9月24日 18時
