44 ページ46
.
楽屋でそれぞれゲームをしたり台本の読み合わせをしている中、私は両手を真っ直ぐ上げて背伸びのポーズをしていた
何度か繰り返していると扉が開いて裕一郎くんが入ってきた
西山「おはよう梅ちゃん」
梅原「おー……アレなにやってんの」
西山「身長が2cm縮んでたんだって」
梅原「へー笑」
2cm。せめて失った2cmだけでも取り戻さなくちゃ。
何度も背伸びを繰り返していると背中を指でスーッと撫でられた
貴方「ひゃぁぁ…っ な、なに…!?」
梅原「なにしてんの?」
貴方「身長を伸ばすためのストレッチを…」
驚いて振り返ると裕一郎くんが私の反応を見てケラケラと笑っていた
梅原「いいじゃんそんな事しなくても」
貴方「私はもっと大きくなりたいのっ」
梅原「ふーん…せっかく小さくて可愛いのに」
貴方「…え、え!? なん、え、かわっ…えぇ!?」
驚いて口が回らずパニックになっているとそれを見てまた笑い出す裕一郎くん
また私のことからかって…!もう!
貴方「からかわないでっ」
梅原「あーあ…怒られちゃった笑」
少し怒って言うと悪びれもなく「ごめんね〜」なんて笑っていう裕一郎くんに更に怒ってそっぽを向くと私の耳元で囁いた
梅原「本当に可愛いと思ってるのに」
貴方「…!」
勢いよく耳を両手で隠して裕一郎くんの方を見るとイタズラっぽく笑っていた
恥ずかしくなった私は宏ちゃんの元へ向かって宏ちゃんの背中に隠れた
西山「もう〜今度は何したの〜?」
梅原「何もしてない。思ってる事言っただけ」
うう…心臓がうるさいっ
.
1273人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
優衣(プロフ) - 楽しみにしてます。これからも頑張ってください。 (2021年6月7日 22時) (レス) id: 6cae667143 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - 優衣さん» 優衣様、コメントありがとうございます!嬉しいです、これからも更新頑張ります! (2021年6月7日 21時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - どの作品もすごく楽しくて、更新されるたびに見てます。 (2021年6月7日 21時) (レス) id: 6cae667143 (このIDを非表示/違反報告)
はっとり(プロフ) - 優衣さん» 優衣様、コメントありがとうございます!とても嬉しいです!これからもよろしくお願い致します! (2021年6月7日 19時) (レス) id: 9acfa2932f (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - とても、キュンキュンするお話で何回も見てしまいました。 (2021年6月7日 13時) (レス) id: 6cae667143 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:はっとり | 作成日時:2021年1月9日 9時