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御幸「あのー…めちゃくちゃ盛り上がってるとこ悪いんですけど」

御幸「俺、実は彼女いるというか…」







首元を触りながら

言いにくそうに普通に嘘をついた御幸

当然御幸に彼女なんていない

彼女とまではいかないが好きな女の子がいるのは本当だけれど

それを伝えるのはまだまだ先の話。








A「え!?一也いたの!?かの…」

御幸「しー、お前は余計なこと言うな」

A「は、はい…」







時と場合によっては頭がいいくせしてアホになるA

アホというよりは信用してる人が言う言葉なら何でも信じてしまうと言った方がいいのか。

御幸の突然の彼女いる発言に驚くAだが余計なことは言うなと口止めされた。









「え!?いるの!?」

「羨ましい〜!」







彼女いる発言に戸惑いつつも何かこの状況を切り抜けることができる策があると信じて

Aは言う通り黙ってることに。

どうせ嘘だろうなと思うけれど半分信じてたり…。







「どんな人!?」

御幸「いや…どんな人って…」







ちらっと御幸が見たのは自分より少し後ろに立っては近くの店のショーウィンドウを見つめるA

やっぱりいつ見ても、どの瞬間を切り取っても彼の目にAは特別に見える。







御幸(最近少しはマシになったかと思ったけど…そういやコイツあんま大勢の人に囲まれるの好まねーよな)

御幸(ちょっと不機嫌そうだし、もうここは強引だけど腹を括るしかねぇか)








後ろにいるAの手を掴み


前に引っ張り出す


そしてこれまた衝撃の一言を放つ








御幸「今一緒にいるのが彼女、だからあんまりそういう話は…」








今一緒にいるのが彼女

今一緒にいる

今一緒にいるのは………







A(誰?)

御幸(お前だよ)







Aだ

御幸はAを偽物の彼女にすることでこの女子たちに色々諦めてもらおうとしたのだ

諦めてもらえればあんまり人に囲まれるのが好きじゃないAもここから開放される。








「え!?そんなとこに女の子いたんだ」







まさかそんな事になるとは思ってもいなかったA

困ってしまったのか縋るように御幸のことを見ると「頑張って話を合わせろ」とでも言うかのような表情をされた







A(彼女と言っても彼女らしくって…どうすればいいの!?)

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設定タグ:ダイヤのA , 沢村栄純 , 御幸一也   
作品ジャンル:アニメ
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奈子 - 私すごく鳴くん好きですけど沢村くん応援してます笑 (2020年7月3日 10時) (レス) id: 70a16b712e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちあき | 作成日時:2020年6月29日 2時

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