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麻生「何でもかんでも全力でやってたら持たねぇよ、上手く手抜くことだって覚えてかねぇと」

関「おお〜!そうなんだよ!コイツ苦しそうな顔して手抜きめっちゃうまいんだよ!な!」









みんなが全力で走ってた中終われば

とんでもないことを言い出した麻生

これを聞いていた前園は…









前園「アホか、まずは目の前のことをちゃんとやれるようになれ、昨日監督にそう言われたんとちゃうかい」









監督に言われたことがわかってないとでも言うかのように少し怒ったような表情で麻生に言葉を返した









麻生「でもよ!大会中だろ今は!」

前園「監督に言われたから仕方なく走っとる、そんなやらされてる気持ちでおったらいつまでも走らされるで」









大会中だろうがなんだろうが

そんな中途半端で生半可な気持ちでいれば監督はきっとまだまだ走らせるだろう

そんな気持ちを持ったものが1人でもいるチームを勝利をめざして一丸となっているチームとは呼べない。









春市(ゾノさん…)

前園「それに自主練ではボールを使うなとは言われとらん」









前園の言葉にめちゃくちゃ耳を傾けて反応するピッチャー2人

ボールを使いたい欲が全面に出過ぎてる…。









前園「せやろ?御幸」

御幸「ああ、こんな日が高いうちに終わるなんて普段ねぇもんな」

栄純「てことはブルペンに入っても!?」

前園「そんじゃ俺は先にマシン打たせてもらうで?お前らも来たかったらこいや!小湊行くで!」

春市「はい!」









正論をこれでもかと言うくらいぶちかまし、やる気に満ちた前園は春市を連れて一足先にバッティングの練習へ









倉持「キャプテンらしいこと先に言われちまったな!」

御幸(心底嬉しそうだな…)

栄純「ブルペンブルペンブルペンブルペンブルペンブルペンブルペンブルぺ…ン"ッ"!!」

A「わかったからうるさい!」








前園にキャプテンらしい立場を持ってかれた御幸を前にめちゃくちゃ嬉しそうな顔する倉持に

後ろで呪文のようにブルペンを連呼し引っぱたかれる栄純

この空間は一体…









御幸「ま、別に俺じゃなくてもいいんじゃねぇの?監督の事をちゃんと理解してるやつがいれば」

倉持「あ?なんだそれ」









大人たちの間で何が起きていようが、御幸達選手はついていくのみ

今、監督はあの人しかいないのだから。

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設定タグ:ダイヤのA , 沢村栄純 , 御幸一也   
作品ジャンル:アニメ
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奈子 - 私すごく鳴くん好きですけど沢村くん応援してます笑 (2020年7月3日 10時) (レス) id: 70a16b712e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちあき | 作成日時:2020年6月29日 2時

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