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打ち返した前園だったが打球を三島に捕られそのまま守備に送られた
審判「スリーアウト！チェンジ！！」
惜しいところで打順は次に繋がらず、スリーアウトチェンジで攻守交替へ
それでも結果は結果、悔やんでいても仕方ない大事なのは次への切り替え。
攻守交替で皆が準備をする中
栄純「監督！もう充分準備できてます！」
栄純「この回から行ってもいいですよね？」
さっきブルペンで必死に全力アピールしていた栄純が監督にこれまた直で頼みに来た
でもその目はさっきと違い、本当に本気の目をしている。
6回表ここまで1回で青道が先制点を取ってから両者無得点のまま試合は進んでいる状況
A「おー！飛んだ飛んだ！！」
御幸、降谷の2打席連続長打でようやく追加点を獲得
今日の降谷は投打両方の面で大活躍
これには栄純もぐぬぬぬと物凄い形相で降谷のことを見ている。
A(栄純、バッサリ待機だって言い渡されて結構悔しいんだろうなぁ)
あの後、監督に待機するよう指示を出された栄純は
ブルペンだというのに試合で投げてるのかというくらい気合いの入った球を連発
さらには状況に応じて肩を作るのもリリーフ投手の役目だと言われてしまった。
A(それだけじゃなくて、リリーフ投手って言われたのも相当悔しいはず)
この言葉が想像以上に栄純の心とプライドにグサグサ深く突き刺さったらしく
今もブルペンで悔しさに身を震わせている
栄純(俺は望んでリリーフに回ったわけじゃない…！！この試合だって俺の希望は先発だったんだ！)
川上「泣いてんのか？」
栄純「ちっくしょーーー！！！」
川上「こらこらブルペンで燃え尽きる気か」
自分の希望通りに行くほどこの世界は甘くない
それは分かってるはずだけど、かなり悔しくて仕方ない。
結局この回得点は1点止まりで攻守交替、薬師では次の回から三島から真田へ交代することも決まった。
御幸(流石の薬師も焦り始めたか)
雷蔵(あんまりネチネチやるのは趣味じゃねぇんだが…)
薬師もだんだんと打つようになり
それとは反対に打者として先程までランナーで立っていた降谷は少しずつ疲労の色が見え始め
ベースカバーも間に合わない。
栄純「どうした降谷！！息が上がってるぞ！！」
川上「お前もな」
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奈子 - 私すごく鳴くん好きですけど沢村くん応援してます笑 (2020年7月3日 10時) (
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作者名：ちあき | 作成日時：2020年6月29日 2時
