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朝のニュースにも取り上げられたり、まさに大注目のエースで引っ張りだこ状態

さらにはたくさんの人が熱狂し鳴ちゃんフィーバーだなんて名前の現象まで起きる状況







栄純(負けてねぇ…うちの先輩たちだって実力じゃ全然負けてねぇんだ、なのに…)







映像を見た栄純は悔しそうに歯を食いしばり、拳を握りしめた

うちの先輩たちだって全然負けてはいないともう何度思ったことだろう。







栄純と降谷のリレーで練習試合も4勝目となる頃

稲実は着々と勝ち進み、16年振り2回目の決勝進出を決めた。








A「頂点とってこいとは行ったけど…本当にここまで来ちゃうんだ、鳴」







ここまで来たらちゃんと見届けるしかない、そしてあの敗戦の悔しさを忘れないためにも








倉持「お前何見てんだ?」

栄純「知ってましたか倉持先輩甲子園の名前の由来を…」









食堂で電子辞書とにらめっこしている栄純が調べていたのは甲子園という言葉

名付け親だとかどういう経緯で名前が決まったのだとか倉持に話す栄純だが

肝心の甲子のことを分かっていない。






というか…








倉持「テメェ何の勉強してんだ!!」








本当にその通り。

なんか勉強するところが違うというかズレてるというか…そこなの?って所を勉強している。

倉持の鋭いツッコミが飛んだ後









純「こんな時間に集まって何やってんだお前ら」








少し汗をかいている伊佐敷が食堂の中に入ってきた

それを見るなり慌ててチャンネルを変える前園はきっと伊佐敷に気を使ったのだろう。









純「なんか面白いテレビやってんのか?」

前園「いえ、特には…」









こんな時間にとは言うけれど、それを言うならここに来た伊佐敷にも言えることだ。









純「部屋の冷蔵庫、氷なくなってよちょっと貰ってくぜ」








どうやら部屋の冷蔵庫の氷がなくなりわざわざ食堂まで取りに来たらしい。

誰も稲実の話には触れずただ黙っている中、栄純は1人立ち上がり伊佐敷の方へ向かっていく









栄純「伊佐敷先輩、稲実が決勝進出を決めたそうです」

倉持「おい沢村…!」









そしてあえてみんなが触れないようにと

テレビのチャンネルを変えたりして気遣っていたのにも関わらず、栄純はキッパリと伊佐敷と面と向かって稲実が決勝に行くことを伝えてしまった。

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設定タグ:ダイヤのA , 沢村栄純 , 御幸一也   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:ちあき | 作成日時:2020年5月22日 21時

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