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A「まぁいいや、春市くんおはよう」

春市「あ…お、おはようAちゃん」

A「なんか…あったの?」

春市「いや、やっぱり昨日と違うなぁって」






倉持と御幸に冷たい視線を送ったあと

唯一こっちを見ていた春市に挨拶を交わしたA。

春市も春市で昨日の出来事が強く残ってるらしく、ちょっと反応に困り気味。






A「昨日?そういえば昨日何したのか覚えてないんだよね、昨日練習あった?」

春市「うん、あったはあったんだけど…」

A「うそ…私何してたのか全く覚えてないの」





どうやらAの記憶には昨日の記憶は残ってない。

春市に抱っこと甘えたことも、説得されたことも何ひとつ。








春市(困ったなぁ、どうしても昨日のAちゃんがチラついていつもどう接したかわかんなくなってきたよ)


春市(それにあの2人…今にも壁と一体化しそう)








1人不思議そうに昨日何をしていたか考えるA

1人頭の中で困惑する春市

そして壁に頭をゴンゴンぶつけている降谷と栄純。

ぶつぶつぶつぶつ何かを言ってはひたすら壁に頭をぶつけている。









A「栄純」

栄純「うっ…!!」

A「降谷くん」

降谷「!」






事情を知らないAは普通に接しようと近寄ったのに…2人はビクビク。

何をそんなにビクビクすることがあるのか…。






栄純「お、おおおおおおはよう…ござい…やす」

降谷「お……おはよう…」





ギギギギと無理やり首を動かして振り向いた2人。

やっぱりその目に映るAの姿は……









A「おはよう、早く食堂行こうよ2人とも」

栄純「お前…なんでそうなっちゃったんだよ」

降谷「戻ってよかったけど…寂しい…」

A「何言ってんの?栄純はともかく降谷くんまで」








背が高いし、顔立ちがどちらかと言うと綺麗に寄ってるし、言動に少し刺がある

声もふわふわというよりは芯のある声。

完ッッッッ全に元のA。









栄純「てか、本当に…なんも覚えてねぇのかよ」

A「だから何の話してるのかさっぱりなんだけど、どうしてそんな朝から不機嫌なの」

栄純「別に不機嫌じゃねーよ」

A「不機嫌じゃん」








距離感も近すぎず、遠すぎず

呼び方もまたいつも通りの下の名前の呼び捨て。

それがちょっぴり、寂しく感じたり。

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 沢村栄純   
作品ジャンル:アニメ
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ちあき(プロフ) - のまんぼーさん» コメントありがとうございます!!この小説読んで楽しんでもらえてるとはとても嬉しいです!! (2020年5月6日 20時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます!今回は意図的にあえてそうしていたのでそう言って貰えて嬉しいです…! (2020年5月6日 20時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
のまんぼー(プロフ) - 初めまして。ダイヤのAにハマりました。群青エース小説を読ませてもらってます。とても面白くて楽しみにいつも見ています。素敵な作品をありがとうございます! (2020年5月6日 13時) (レス) id: 4f6369bb7b (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - ものすごい切なさを感じます (2020年5月3日 23時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちあき | 作成日時:2020年4月30日 0時

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