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栄純「ぶっちゃけた話、あの人がクラスでどんな人か気にならねぇか?」
栄純の言葉で顔を見合わせる春市と春乃
ツーンとした態度の降谷
考え込むA。
A「ならないよ、多分一也ぼっちだし」
春市「ぼっちって…さすがにそんなことはないんじゃ」
降谷「いや、ありえるかも…あの人性格悪いから…」
春市「降谷くん!?」
A「降谷くんの言ってること正しいから…ねぇ?」
本人のいない所で勝手に決まる
御幸先輩=ぼっち説
御幸の性格の悪さを知ってる降谷とAは大体察しがつく。
栄純「いやいやいや、あの人はあんなだけど青道の正捕手で顔だけはいいしモテるって前先輩方から聞いたことがある!」
栄純「多分周りには人がこーんなにいるに違いない…とは思うけど実際どうかは知らん」
多分栄純はクラスでの御幸の様子を見るだけ見て弱みを握ろうとしているのだろうか。
多分弱みにはならなさそうだけれど…
A「まぁ別についてきても構わないけど上級生のフロアなんだから騒がないでよ?」
栄純「よし!」
降谷「僕も行く」
春市「う〜ん…なんか不安だから僕もついてく」
春乃「私も行きたい…!!」
最初は1人で行く予定だったのに
そこそこの人数でたったスコアブック1冊を渡す用事のためだけに上級生のフロアに行くことになるとは…。
A「その前に飲み物欲しいからカフェオレ買ってく」
栄純「りんごジュース以外飲めないんじゃなかったのかよ」
A「カフェオレは別〜」
栄純「ほんと好みがわかんねぇ…」
スコアブックと財布を持って教室を出ていく。
2年生のフロアはそんなに行くことがないのでちょっと新鮮。
A「たしか先輩のクラスB組だったはず」
栄純「B組って倉持先輩もいたような…」
A「うそ、あの2人仲良いねぇ」
カフェオレを右手に左手にはスコアブックと財布。
目指すは2年B組の教室。
A「えっと…いる?これ」
栄純「あ、あのほら…そこ!そこにいる!」
春市「近くにいるのって…」
春乃「倉持先輩…だよね?」
栄純の指さす先には倉持と御幸の姿が。
仲良いんだかそんなんじゃないのか微妙だと前は思っていたけれどやっぱなんだかんだ言って…
A「仲いいんだ…多分来年もこの組み合わせで進級しそう」
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ちあき(プロフ) - のまんぼーさん» コメントありがとうございます!!この小説読んで楽しんでもらえてるとはとても嬉しいです!! (2020年5月6日 20時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます!今回は意図的にあえてそうしていたのでそう言って貰えて嬉しいです…! (2020年5月6日 20時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
のまんぼー(プロフ) - 初めまして。ダイヤのAにハマりました。群青エース小説を読ませてもらってます。とても面白くて楽しみにいつも見ています。素敵な作品をありがとうございます! (2020年5月6日 13時) (レス) id: 4f6369bb7b (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - ものすごい切なさを感じます (2020年5月3日 23時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちあき | 作成日時:2020年4月30日 0時