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御幸「なんだよ」
A「課題、教えて」
1に野球、2に野球、3に野球で忘れがちだが
世間は夏休み。
ドアがノックされたから開けてみれば課題を抱えてAが立っていた。
御幸「あー、すいません俺そういうサービスしてないんですよ失礼しま…」
A「うるさいじゃあどんなサービスしてんだ」
御幸「専属彼氏サービス」
A「全国の女子に追われて滅べばいいのに、専属彼氏サービスじゃなくてサンドバッグサービスしようよ」
これは嫌だと感じた御幸はAが無理くり入ろうとしたので全力でドアを閉める。
専属彼氏サービスなんてのは当然冗談、御幸のつまらないジョークだ。
A「早く入れてよなに恥ずかしがってんの」
御幸「お前相手に恥ずかしがるかよバーカ」
普通男女逆な気がするが
この2人に今さら常識的なことをつっこんだらキリがない。
御幸「で、なんでお前いきなり課題なんてもってきたんだよ」
結果 御幸が負けた。
本当はAの言う通りちょっと2人きりになるのがしんどいから入れたくなかったのだがあまりにもAが粘るので折れた。
御幸「成績もアイツらと比べても嬉しかねぇだろうけどいい方だし」
A「栄純と比べられても困る」
御幸の言うアイツらは栄純と降谷。
Aは恐らく野球部1年の中だとかなりのレベルで頭はいいはず
普段の言動がアレすぎて印象が薄いのが難点だが。
A「どうしてもわかんなくて、応用問題だから」
御幸「他の1年は？」
A「1年アホ二大巨頭に…今頃多分地獄と化してる」
御幸「あー…なるほどな」
他の1年生を頼ろうとしてもただいま食堂では栄純と降谷にみんなしてつきっきりで教えてる状態なので
そこに加わる勇気と度胸がない。
御幸「でも俺じゃなくてもいいじゃん」
A「3年生の先輩はまだ引退してないとはいえ、受験控えてるし…なんか2年生の先輩にはまだあまり話しかけられなくて」
意外と御幸と結構仲のいい部員を除けば
人見知りというか気恥しさを覚えてるA。
御幸は思った、俺にもそうしてくれよと。
A「1番話しかけられるの一也しかいないから」
御幸「A…」
A「どうせぼっちで1人寂しく部屋にいると思ったし」
御幸「おい、今の俺のときめき返して」
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ちあき(プロフ) - のまんぼーさん» コメントありがとうございます！！この小説読んで楽しんでもらえてるとはとても嬉しいです！！ (2020年5月6日 20時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - ゆかりさん» コメントありがとうございます！今回は意図的にあえてそうしていたのでそう言って貰えて嬉しいです…！ (2020年5月6日 20時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
のまんぼー(プロフ) - 初めまして。ダイヤのAにハマりました。群青エース小説を読ませてもらってます。とても面白くて楽しみにいつも見ています。素敵な作品をありがとうございます！ (2020年5月6日 13時) (レス) id: 4f6369bb7b (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - ものすごい切なさを感じます (2020年5月3日 23時) (レス) id: 9654438337 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2020年4月30日 0時
