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A「みうきかずや?」
御幸「抱っこするか?」
純「おい誰か警察呼べ、コイツやべぇぞ」
亮介「大丈夫大丈夫、いざと言う時は飛び蹴りだから」
普段言った瞬間からぶっ飛ばされることを
御幸は簡単に言ってしまう。
今までAが抱っこされたのは栄純、春市、亮介、川上、クリスだったり…
御幸はどうなるのか…
A「や!!みうきじゃなくてふーやがいい!!」
御幸「ふーや?」
A「ね、ふーや!!」
誰だ誰だ?とAが向かった先を見る一同。
Aが抱きついたのは……
A「ふーやの方がおっきくて優しいもん!」
栄純「降谷ァァァ!!お前…お前ー!!!許さん!!Aはまだ嫁入り前だぞ!!」
ほわほわしたオーラを出した降谷。
Aに甘えられて嬉しいのかすぐ抱き上げてはたかいたかいをしている。
降谷「………日頃の行いです、御幸先輩」
御幸「えー、やっぱそう?」
A「ふーや、おんぶ!!」
降谷「落っこちちゃダメだよ…?」
降谷と呼べないのかふーやと呼ぶA。
もう一生このままでもいいってくらい、食堂に癒しの空気を提供してくれる。
栄純「この……降谷め!!Aが元の姿だったら恥ずかしくて話すら出来ないくせに!!」
春市「え、そうだったの?」
A「ふーや髪の毛さらさら!」
降谷「Aちゃんよりさらさらじゃない」
名前を呼べてないことはもう何も気にならない。
とにかく、呼び方がかわいいの極みすぎて降谷はぜーんぜん聞いてない。
御幸「俺より降谷の方がアウトじゃねーの?」
倉持「お前のAを見る目が完っ全に誘拐しそうな目だった」
御幸「そんな趣味ねぇよ、多分」
川上「怖いこと言うなよ…」
ちっちゃくなっても特に懐いていたのが1年生の3人組と亮介や伊佐敷。
御幸はこの後も何回も抱っこに誘うが頑なに来ない。
倉持「亮さん、雛瀬どうするんすか?さすがに練習場に連れてくのは…」
亮介「確かにそこが問題だよね、どうしよう」
自分の名前を呼ばせようとワイワイ盛り上がって忘れていたが今日もちゃんと練習がある。
いつも働いてくれるAが今はこんな状態、みんな練習に参加するため面倒を見れる人はいないはず。
「お前ら、何をそんなに騒いでいる」
そんなことを考えていたら
あの人がやってきた
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作者名:ちあき | 作成日時:2020年4月20日 20時