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A(え、じゃ、じゃあ…なんで部屋にいるの!?寝落ちして…そのあと私自力で帰った?)


A(最近寝不足だったし寝たら絶対起きないはず…)









今軽く頭がパニックだ。

あの時プツンと途切れるように寝落ちしたのだからそこから記憶がないのは当然。

ただ気になるのはどうやって自室まで戻ってきたかだ。

寝ぼけながら部屋にたどり着いたなら絶対ご丁寧にベッドでなんか寝ない。









A(何がどうなって……)


A(ま、まぁ…いいや、とりあえず顔洗いに……)









慌てる気持ちを抑えて顔を洗いにベッドから降りようとした時

もう1回頭から、いや全身から血の気が引いた。









御幸「ん………」




A「みっ………!?!?!?!?!?」








寝てる。


寝てる。


男子の、先輩が、御幸が、寝てる。


もうそのままベッドにもう一度倒れたいくらいだった。









A(ちょちょちょちょちょっ!?まっ、待って待って)









すやすや何もないかのように

ぐっすりと寝てるではないか。

女子の部屋で。

あれだけからかってる女子の部屋で。









A(え、えぇ…待って…すっごく、えぇ?)







あまり取り乱さないAが

今までにないくらい取り乱している。

血の気が引いたと思えば

一気に熱がぐわっと頬に集中し始めた。









A(ここにいるってことは…私をここまで連れてきたのは……)



A「一也…?」









御幸は恥ずかしがるAの顔が見たいと言った。

それが今Aは今までにないくらい御幸に対して恥ずかしさを感じているのに

御幸はぐっすり夢の中。

まだ見られるのは先かもしれない。









A「ちょ……よく、よくわかんない……」








まだ外の音からみんなまだ起きてはいない。

今はかなり早い時間。

4時から5時くらいだろうか。

とにかく頭の中がパニックで落ち着かなくて

布団にくるまるしかなかった。









A(なんなのなんなの、私なんなの)


A(寝ぼけて変なこと…してないといいけど)








昨日のあれこれ

そしてまだ知らない寝ている間のこと

色々考えては恥ずかしくて恥ずかしくて顔の熱が引かない。









A(うわあああ、私のアホバカアンポンタン!どうせ運ばれるなら哲先輩が……)




A「いや、それは死ぬ」









でも頭は割と…通常運転。

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設定タグ:ダイヤのA , 御幸一也 , 沢村栄純   
作品ジャンル:アニメ
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ちあき(プロフ) - 颯咲さん» コメントありがとうございます!返信遅くなりました…面白いと言っていただけてなによりです!!応援ありがとうございます!! (2020年4月11日 21時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
颯咲(プロフ) - めちゃくちゃこの作品好きです!!赤星になってないのがおかしいなって思います。個人的に笑 更新楽しみにしているので応援しています! (2020年4月10日 14時) (レス) id: 2fc3727b68 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - 未來さん» コメントありがとうございます!Twitterの方フォローさせて頂きました! (2020年4月9日 19時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝見させていただいてます!今更なのですが、Twitterフォローさせて頂きました。未來という名前でやっております。これからも更新楽しみにしてます!! (2020年4月9日 18時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちあき | 作成日時:2020年3月11日 19時

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