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A「栄純………離してって言ってるでしょうが！！」
栄純「だ、大体！そっちが逃げ始めるから！」
呆然とした栄純の踵を踏み
なんとかその腕から脱したA。
おでこを抑えて必死に隠そうとしているが丸見えだ。
栄純「てか……その前髪……ぷっ……なんだよそれ！」
A「笑うなよ！！元はと言えば栄純が急になにもノックもせずに叫んで入ってくるからでしょ！！」
栄純「すっげーぱっつん！！○る子だ！！ま○子！！」
A「うるさーーい！！だから嫌だったんだよ帰ってよもう！！」
栄純と言い合いするAの前髪が……
ものすごく短くなっていた。
眉毛よりかなり上に。
どうしてこうなった、の前に
栄純は腹を抱えて大爆笑。
デリカシーの欠けらも無い。
栄純「いや突然入ってきたことは謝るけどど…うしてそうなるんだよ前髪が」
A「あと少し切ろうと思ってハサミを入れたら……栄純が練習試合かよって勢いで来てそのまま驚いてジョキッて…」
珍しくめそめそしてるAの話を聞けば
Aがちょうど前髪をもう少し切るタイミングで栄純が突撃。
そしてそれに驚いたAはその拍子にジョキッと切ってしまったらしく、今に至る。
A「えーじゅんのせいだ…えーじゅんのせいだ…」
栄純「悪かったって！！ごめん！！ほんとごめんって！誰も気にしねぇよAの前髪なんてさ！」
A「そういう問題じゃないの！栄純は気にならないかもしれないけど私は女子なんだからね！」
栄純「そうなの！？」
A「ぶっ飛ばす」
本当にこればかりは不運というか、不幸というか。
切ってしまったものは仕方ない。
もう戻ってこない。
栄純「別に似合ってないわけでもないし、それはそれでかわいいとは思うけどそんなに納得出来ないのかよ」
A「ワ、ワンモア……」
栄純「そんなに納得…」
A「そこじゃないばかぁ……」
栄純のたまに無意識に出る
かわいいの魔法も効かず。
Aは力なく栄純の背中をぽこぽこ叩くしかできない。
本当に、前髪を失ったショックはでかい。
栄純「まぁ起きたらそれなりに長くなってるだろ！元気だせ！」
A「タケノコじゃないんだから…」
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ちあき(プロフ) - 颯咲さん» コメントありがとうございます！返信遅くなりました…面白いと言っていただけてなによりです！！応援ありがとうございます！！ (2020年4月11日 21時) (
レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
颯咲(プロフ) - めちゃくちゃこの作品好きです！！赤星になってないのがおかしいなって思います。個人的に笑 更新楽しみにしているので応援しています！ (2020年4月10日 14時) (レス) id: 2fc3727b68 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - 未來さん» コメントありがとうございます！Twitterの方フォローさせて頂きました！ (2020年4月9日 19時) (レス) id: ea1ceb8449 (このIDを非表示/違反報告)
未來(プロフ) - コメント失礼します。いつも楽しく拝見させていただいてます！今更なのですが、Twitterフォローさせて頂きました。未來という名前でやっております。これからも更新楽しみにしてます！！ (2020年4月9日 18時) (レス) id: 7ebd59770b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちあき | 作成日時：2020年3月11日 19時
